実は面接官は、志望動機などは期待しておりません
面接官から見て、新卒と既卒・社会人には期待するレベルがまったく違います。
面接対策の軸で大切なのは、「なにをやりたいか」「なにが出来るか」「どんな人間か」です。
志望動機は、ほとんどの受講生が似たり寄ったりになりやすいため、正直、面接官も独創的な志望動機などは期待しておりません。
しかし、自己PRは「なにが出来るか」を表す重要な質問であり、採用後の活躍が想像できるか出来ないかの分かれ目になります。
新卒の場合は、本人がいくら何をアピールしても、実際に証明する実績などは期待できないので、ポテンシャルを感じさせればよいわけですが、社会人、既卒/アルバイト経験者の場合、「なにが出来るか」を明確に証明する必要があるのです。
あなたは、新卒とは違う、明確に証明できる自己PRが書けていますか?
この記事の目次
新卒と既卒・社会人には期待するレベルが違います
面接官は、すでに卒業して社会に出た人の場合、同じアルバイトであっても「学生アルバイト」ではなく、社会人としての自覚や責任があるはずと思うため、新卒より1歳でも年齢が上であれば、社会人として成長しているところを期待しています。
ましてやビジネスパーソンだった人、現職の場合は活躍した実績が面接の中で確認できなければ、入職したら活躍するという期待はありません、ゼロです。
卒業して、一度でも就職した人の場合は、必ず自分の強みの証明があるはず、という視点で評価をされるわけです。
「頑張ります」は誰でも言えますから、自分の強みは自分で証明するしかないのです。
ところが、いままで数百人の既卒・社会人の自己PRを拝見してきましたが、一発合格レベルは10人に1人くらいしかいませんでした。
どこが不十分かと言えば、一番は「年齢や経験に比例したレベル」に練っていない事です。
自己PRだけを読んだ時に、年齢を見なければ「新卒かな?」と思うような内容である事が少なくないです。
自己PRを見ても、経験年数や職位などが読み取れない、新卒か社会人5年後の中堅か、30代なのかなどが判断できないレベルである場合、アピールどころか自分の株を下げてしまう結果に繋がります。
ましてや「頑張りました!」という根性や忍耐を訴えるだけだと評価が上がりません。
もっと厳しい酷な言い方をすれば、「頑張らなくても良いから成果を出して欲しい」のが、採用側の本音なのです。
あなたは、「年齢や経験に比例したレベル」の自己PRが書けていますか?
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あなたの自己PRは上位に入れますか?
面接官は人事以外の方は管理職がほとんどです。
自分の部下の新卒からベテラン職員までの人事評価(査定)を行っている立場ですから、比較検討ができる基準を持っています。
新卒から2,3年の新人で評価の高い職員の特徴と、評価の低い職員の特徴、30歳の中堅職員の評価の高い人の特徴と、評価の低い人の特徴を知っているわけです。
求められる力は年齢や経験によって変わって来るのですから当然ですね。
面接で多くの受験者がいたとしても、新卒はライバルではありません。
自分の作った自己PRだけを抜き出して読んだ時に、あなたが面接官だったら、戦力として評価するか考えてみましょう。
公務員の同年齢の職員は想像がつきにくいかと思いますので、既卒の方はどこかにすでに就職した自分の同期を思い出してみましょう。
社会人・現職の方は社内の同期を思い出しましょう。
民間企業に就職・転職が出来ますか?
もしも、自分が民間企業に就職・転職をしようとした時に、合格は厳しいと考えるのなら、公務員でも当然厳しいです。
税金を使って施策を行う行政こそ、費用対効果を数字で判断しようとするシビアな考え方が、求められているからです。
公務員受験者の中には、民間では難しいけれど公務員なら入れる、という勘違いをされている方がいますが、民間企業と受験資格は違えども、欲しい人材像はほぼ同じです。
社会人は民間企業に転職するレベルと同等以上の意識を持って面接対策を立てなければ、今の時代、公務員の面接試験に合格することはできません。
また、多くの受講生が、志望動機、やりたい仕事などのアピールにばかり力を入れている傾向があるため、実は、面接官に対して、一番アピールできるのは「自己PR」なのです。
他の受講生が力を入れていなく、一番手薄でもあり、一番アピールできる「自己PR」が公務員面接に合格できるかどうかのポイントになります。
36歳の社会人が合格された方の声も参考にしてくださいませ。
アルバイトだから、ダメだと思っているのは大きな勘違いです
「正社員じゃないから、責任のある仕事なんかしてこなかった」
「業務の幅が狭くて、誰でも出来る仕事しかなかった」
「指示された事だけをやってただけ」
などのぼやきが聞こえてきそうです。
でも、実は大きな勘違いをしていますよ。
長い間、人事として、そして転職支援をしてきて言える事がひとつあります。
「雇用形態と仕事に対する姿勢や有用性はリンクしない」
正社員でもアルバイトでも、決められた勤務時間を過ごせば給与が出ると考えて、漫然とやり過ごす人と、お客様のため、周囲の社員のため、目標のため、貢献したいと考えて行動する人はいるからです。
アルバイトだから、ダメだと思う必要はまったくありません。
アルバイト生活から、公務員試験に合格された方をたくさん指導してきた経験から言っています。
29歳のアルバイト生活から合格された方の声も参考にしてくださいませ。
今、無職の人、話すネタが無いのでは?
ボランティアという選択肢もあります。
社会との接点を持ち、仕事を通して誰かの役に立つ事をしましょう。
年齢も経験もバラバラな社会人とコミュニケーションを取りましょう。
いろいろな価値観に出会い、一緒に何かをする事を経験してください。
机に向かっているだけでは社会人としての成長や気づきは難しいからです。
面接のネタがずーっと学生時代の事しか無いという状況を脱してください。
親にすべてを頼り切り、自分で1円も稼い打事も無く、当然税金を払った事も無い人が「弱者救済」「若者の雇用支援」を話すのを聞いたときに面接官はどう感じているかを少し想像してみましょう。
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