今日は、50代主婦で、子育てをしながら、希望の市役所に一発合格されたIさんを合格者インタビューということでお迎えをしています。
同年代の方にとっては、とても参考になる内容だと思いますので、ぜひ、参考にしてください。
こんにちは。
山内ケイト:Iさん、今日はインタビューに応じていただいて、ありがとうございます。
Iさん:こちらこそありがとうございます。
山内ケイト:そして、合格おめでとうございます。
Iさん:ありがとうございます。
山内ケイト:本当に、Iさんが合格って聞いた時に、すっごい嬉しくなってしまいました。もう本当におめでとうございました。
Iさん:そう言っていただけてありがたいです。本当にお世話になりました。ありがとうございます。
この記事の目次
合格者インタビュー
Iさんは年齢50歳なんですね。そして仕事もあるし、それから主婦でもあるし子育てをしながらの受験ということで、大忙しの中で受験されました。そして、専門職でしたので、それを活かして市役所に合格されたということです。
そうですね。目指した理由としては、子育てがちょっと落ち着いて、自分のキャリアとちょっとこれからさらに世界を広げたいっていうことで。そして、この年齢でも公務員を受けられるんだってことを知って、ちょっと一念発起して頑張ったっていう、そういう感じです。
公務員を受験するにあたっての4つの課題
では、課題ついてお話してたいただきます。
Iさんから、少し課題の話を聞きましたけれども4つ挙がってきました。
それでこの中で、まず1つ目の年齢に関してですね。先ほどもちょっと年齢出してしまったんですけれども、このことについてはやっぱり課題だっていうことを思ってらっしゃったんですね?
はい、そうですね。やっぱりもう50歳ということで、やっぱり厳しい目で見られるだろうなとは思いましたし、あと(働けるのが)、10年か15年かみたいな感じになるので、余程やる気を見せつつ、「言う事やります!」ってことをやらないと駄目だなっていう風に思ってまして。はい、課題だと思ってました。
山内ケイト:ありがとうございます。そして「面接」。いわゆる就職の面接というものが初めてだったということをお伺いしたんですけれども。
Iさん:はい、そうですね。これまでの仕事は紹介があってとか、そういう感じのお仕事だったので、自分で応募してきちんとした面接を受けるっていうのは本当に初めてだったので、ちょっと右も左も分からないというような状況でした。
山内ケイト:なるほど、そうだったんですね。それで面接については、受ける本番前までにはある程度、認識できたという感じですか?
Iさん:そうですね、はい。ご指導いただいて、だいぶイメージはつきました。
山内ケイト:ありがとうございます。それで次なんですけれども、3番の「何を自己PRにしたら良いか分からなかった」っていう、これは「経歴がとても長いので」ということをお伺いしたんですけれども。
Iさん:はい笑 20年以上ですかね。色々と経歴があるので一体何をちょっと・・・いろいろやってはきたんですけど、焦点を絞るって言いますか、何を主に伝えれば良いのかというのがちょっと分からないっていうのがあったので、経歴の洗い出しがやっぱりちょっと大変でした。
山内ケイト:なるほど。そして4番目は、公務員というもの自体の知識がない、という風に仰られていましたね?
Iさん:はい。もうずっと民間で仕事をしてきたので、なぜ公務員になりたいのかというところが、やっぱりなかなかはっきりしないっていうことがありましたね。
面接対策について
まずは公務員面接の達人では必ずやる想定問答ですけども、これで基本的には対策をしていただいたということですが、これはどうでしたか?
質問の項目も物凄く多いですし、自分の経歴もやたらと長いですし、もうそこをまとめるのは非常に大変でした。それで、何回書いてもやっぱり山内先生からの駄目出しも書いてくださって。やっててちょっと、自分でもゲシュタルト崩壊するような・・・結構苦しかったですね。はい笑
山内ケイト:申し訳ありません笑
Iさん:いえいえ!とんでもないです。おかげで、だいぶ自分が言いたいこととか、PRしたいこととかがまとまったので本当に助かりました。ありがとうございます。
山内ケイト:特に短い時間だったっていうのもあるかなっていう風に思ってはいたんですけれども、その中でね、すごく大変だったなという風には思います。
Iさん:はい。
山内ケイト:それから2番目が、動画や事例でイメージトレーニングされてたところですね。
Iさん:はい。公務員面接の達人のサイトの動画が沢山あったので、それをもう片っ端から観てですね。あと、面接の事例などもあったので、それもちょっと観てイメージトレーニングをしました。
山内ケイト:はい、ありがとうございます。これで結構イメージトレーニングされてどれくらい役に立ちましたか?
Iさん:かなり役に立ちましたね。こういうこと聞かれるんだっていう風に具体的に想定ができたので、すごく助かりました。
山内ケイト:はい、ありがとうございます。じゃあ三つ目ですけれども、面接カードからご自身で質問を考えたという風なことでしたが、これはどうですか?
Iさん:はい、そうですね。面接カードを作ったんですけれども、そこに志望動機とか自己PRとか書いてあるんですが、さらにこういうこと聞かれるんじゃないかなとか、自分でいろいろ想定問答を作って自分で答えるっていうのをもうずっと繰り返しやってました。
それで、どんどん自分でも深掘り質問を自分にしていくみたいなのをずっと行なってました。
山内ケイト:やはりそれは、私もすごく大切なことではないかなと思うんですけれども、面接で実際にどういう風に活かせたなって思いますか?
Iさん:そうですね。それだけ質問に対する答えを自分で考えてるので、どういう方向から質問が来ても自分の言葉で答えられるようになれたかなと思います。
山内ケイト:なるほど、そうなんですね。はい、ありがとうございます。先ほど、課題に上がっていた「何を自己PRにして良いか」とか、「公務員としての知識がない」っていうところもあるんですけれども、自己PRはどんな風にして作り出していきましたか?
Iさん:そうですね、自分が行なってきた経歴で、やっぱり一番強みになる事っていうのがそこの志望した自治体でどういう風に活かせるかな?っていうことを考えて、具体的にこういう自治体のこういう仕事で活かせるんじゃないかっていうことと結びつけて考えていたっていう感じですかね。
山内ケイト:なるほど。自治体での仕事の内容と結びつけるっていう事が、大事ってことですね。
Iさん:はい。
山内ケイト:ありがとうございます。先ほど公務員の知識がなかったっていうところもありますけれども、それはもしかして、この2番目の動画や事例でイメージされたんでしょうかね?
Iさん:そうですね。もうたくさん、公務員としての心構えとか、公務員としての想定問答みたいな感じですかね。「こういう風に答えた方が良いよ」みたいなのが沢山動画でも事例でも挙がっていたので、そこから公務員っていうのはこういう風に心構えをして仕事していくんだなっていうことをイメージができました。
山内ケイト:はい、ありがとうございます。本当にいろいろなものから、短い間でしたけれども勉強をされて出来たっていう風に思いました。ありがとうございます。
Iさん:ありがとうございます。
本番面接について
本番の面接、面接官3人いらっしゃって、専門職の方と、あと、おそらく一番偉い50代後半くらいの方と、40代ぐらいの男性の方という構成で、一人ずつ役割があって順番に質問をしていくっていう形になっていました。
Iさん:最初の面接官の方が「あまり緊張しないで素のお話をしてください」っていうことをおっしゃっていただいたんですけど、すぐに「どうして公務員として働きたいと思ったんですか?」っていう風にすぐ質問が来まして。
いきなりの質問だったので驚きはしたんですけれど、でも想定内の質問だったので、ずっと公務員としてというのを考えてきたので、やっぱり自分で考えてきたことをしっかりお話をすることができてそこでかなり落ち着いたっていう感じですね。
その面接官の方からは、専門職としての心構えだったりとか今後どういう風にしていきたいのかみたいなことのお話があって、2番目の50代後半くらいの面接官の方からは経歴の確認っていうのがあって、本当に矢継ぎ早にどんどん質問されてくるっていう感じでした。
山内ケイト:なるほど。
Iさん:それで、最後の面接官の方は長所や短所だったり、ストレスの解消法だったりっていう、そういう質問を受けたって感じですね。
山内ケイト:なるほど、そうだったんですね。ありがとうございます。割と落ち着いてやられてたなっていう風な感じがするんですけれども、その点はどうでしたか?
Iさん:はい、そうですね。やっぱり一番最初に、本当に1番考えていた質問、想定内で質問が来たっていうところでひとつ落ち着いたっていうのがありましたし、面接官の方と会話のキャッチボール?短い言葉の応酬みたいな感じで、普通に会話をするっていう形で進んでいったので、凄く落ち着いてほぼ普段通りに近い自分の話し方でできたんじゃないかなと思います。
山内ケイト:なるほど、なかなか理想形の面接だったんじゃないかなって思いました。
Iさん:そう言っていただけると有り難いですね。必死だったんですけど、はい笑
山内ケイト:必死だったとは思いますが、いい感じだったと思いました。
これから受験される方へのメッセージ
はい。私は本当に面接の対策をするのが非常に遅くて、教養が終わってからっていう形で特急対策だったんですけど、あまりこれはお勧めしないです。じっくり時間をかけて想定問答だったりとかやっていった方が良いなって思います。
Iさん:あとは、自治体研究は、やっぱり入念にやった方がいいっていうのは思いました。
自治体に問い合わせたり実際に見に行ったり、それをやることによって自分の中で自信もつきますし、土台になって、面接でそれを全て話さないまでも、どんな質問が来ても自信をもって答えられるっていう形になるので、本当にやりすぎなぐらい自治体研究をやった方がいいなと思います。
山内ケイト:はい、ありがとうございます。やっぱりいろんな事をきちんと準備したからこそ、自信を持って面接に臨まれて、うまく答えられたんだなっていう風に思いました。
Iさん:ありがとうございます。
山内ケイト:本当にIさん、インタビューに応じて下さいましてありがとうございました。
Iさん:これから受験される方の少しでも励みになれば幸いです。
山内ケイト:Iさんみたいな方に是非ね、こうやってしゃべっていただくっていうのが、本当に嬉しいので、本当にありがとうございます。
Iさん:本当に山内先生にお世話になりました。ありがとうございました。
山内ケイト:では、最後にですけど、Iさん、本当に合格おめでとうございます!
Iさん:ありがとうございます。
山内ケイト:それではこれで、合格者インタビューを終わりにします。Iさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
Iさん:ありがとうございました。
面接対策は独学で対策出来ると思いますか?
筆記試験は、100%正しい答えがあるので、独学でも対策することは可能です。
しかしながら、面接試験には正しい答えが存在しません。
特に既卒、社会人、公務員から公務員への転職の場合、年齢、経験などが全く異なります。
面接官は、なぜ、あの質問をしたのか?
どのような回答を望んでいたのか?
どのような人材を求めているのか?
その答えは、どこにも記されていませんが、面接官が求めている回答をしない限り、公務員の面接試験に合格することはできないのです。
民間の面接と違って、公務員試験は、1年間勉強して、筆記試験に合格したとしても、実は、たったの20分程度の面接で不合格になってしまう世界です。
しかしながら、未だに、元気にハキハキ、しっかりと自分のことをアピールし、面接官に良い印象を与えることができれば、面接に合格できると信じている方がいます。
ハッキリ言って、公務員の面接試験は、それほど甘くありません。
インターネット上に溢れ返っている、曖昧な面接対策や、公務員面接試験に合格した方のアドバイスを信じて、対策をされている方もいますが、新卒ならまだしも、年齢、経験、希望する自治体、自治体が求めている人物など、すべてが違うにも関わらず、何を参考にしているのでしょうか。
あなたの一生を左右するかもしれない大事な面接対策を、正しいかどうかもわからない情報を信じて、対策しても良いのでしょうか。
ハッキリ言います。公務員の面接試験で確実に合格するためには、プロの面接官の指導による客観視が必要不可欠です。
公務員面接の達人は、元公務員面接官の目線で、あなたの年代、経験、受験先の自治体に合わせて、面接指導をすることで、確実に面接の合格率を上げることができます。
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あなたの年齢、経験に沿った面接対策の参考になると思いますので、しっかりとご覧くださいませ
特に、社会人、既卒の方は、新卒よりも面接のハードルが上がっているため、必ず対策しなければならないことがあります。