
また、正直言って、小さいお子さんがいるとすごく難しく、不利に働くことがありますので、それでも合格を勝ち取った長谷さんの面接対策は、多くの方に勇気を与え、参考になると思います。
私のように40代で、子育てをされている方にとって、私のお話が参考になればうれしいです。
【合格者インタビュー】
安達:長谷さん、本日はありがとうございます。
長谷:ありがとうございます。
安達:合格おめでとうございます。
長谷:どうもありがとうございます。
安達:では長谷さんがどういう方か、簡単に自己紹介をしていただきたいと思うんですが、今回県庁の経験者枠に合格されたことと、ご年齢、現職、転職経験も回数おありでしたので、同じところで悩んでらっしゃる方も結構いらっしゃるので、こちらに書かせていただきました。長谷さんの方から簡単に自己紹介していただけますか?
長谷:現在私は45歳で、4歳の娘がおります。県外から10年前にこちらに来まして、それまでにも転職経験が多く、現在は4つめの職種になっております。現在の職場は塾講師と言うことで、昼間から夜までの仕事で、午前中は育児や家事をしながら、受験を志したという形です。
安達:ありがとうございます。受験をする動機というところでは、今のお仕事はお帰りが夜ですよね。
長谷:10時30分くらいになります。
安達:現在のお仕事だとしょうがないですよね。
長谷:そうなんです。
安達:学校が終わってから生徒さんがいらっしゃいますから、どうしたって夜になってしまいますもんね。
長谷:今の仕事は凄く好きなんですけど、好きだけで続けるのはもう限界と考えたときに、でも人をサポートする仕事がしたいなって、自分の今の経験を活かせるとなんだろう?と色々迷った上で、公務員、県庁という流れで考えたところです。
安達:公務員の受験は今回が初めて?
長谷:今年6月と秋と2回あって、1回目はだめだったんですが2回目でというかたちです。
安達:どちらにしても何年も受けていたというわけではなく、今年チャレンジされたということですから。 何年も受験されている方多いんですよね。ですから1年で合格されたというのは素晴らしいなと思います。
長谷:ありがとうございます。
公務員を目指すうえでの2つの課題とは?
安達:では今お話しにありましたけれども、長谷さんが公務員を目指す上での課題は何だったか?ということで、私の方で把握している課題はこの2つだったと思うんですね。
長谷:まさに。
安達:多くの方が同じ所を悩むんですよ。大人が、ある程度社会経験のある方が転職する時って、○○をやりたいという、自分のやりたいことだけで転職する人って実は少ないんです。
長谷:そうですよね。自分ではやりたい仕事にチャレンジしたいというのはあるんですけど、上っ面に思われてしまったのが前回の6月の面接じゃないかな?と思っています。
安達:長谷さんは、私が想定問答の添削をさせていただいて、今されている塾のお仕事が、凄くプロフェッショナルだという印象でした。塾の先生ってアルバイトでされている方も一杯いらっしゃるじゃないですか。
長谷:そうですね。
安達:公務員受験されている方で、仕事を辞めたり学校を卒業して塾のアルバイトをしながら受けている方って凄く多いんですよ。そういうアルバイトをされている方も真剣なんですけど、やっぱり長谷さんは本業なので、プロフェッショナルで仕事をされているというのが読んでいてわかる内容だったんですね。プロの講師が、「公務員目指すために塾のアルバイトをしていた」というのとは違うので、だからこそ2番目の課題である教育現場で「塾の先生としてやってきたことをどうやって活かすのか?」というところがとても重要ですね。
長谷:そうですね。自分もそこがHPで見た程度しか最初の頃は考えられなくて、そこに自分がどう活きていくかというのが自分の言葉でまとめるのが最初の頃は大変だったなと振り返って思います。
安達:今回合格されたのも、この2つの軸がしっかりできていたからだと思います。
長谷:ありがとうございます。
安達:お話しするとわかるのですが、長谷さんは人当たりがいいだけじゃなく、いろいろと周りが相談したくなるような頼りがいのあるキャラクターで、その辺も面接官からすると、入ってもらいたいと思ってもらえる点だったんじゃないかなと思います。
長谷:だとしたら嬉しいです。
実際の面接対策の内容は?
その当時から今に向けて新聞の切り抜きをずっと続けまして、自分が教育に対する関心が多かったんですけど、教育だけじゃなくて、県や市の取り組みを全部切り取って、貼る時間はなかったので、分野ごとに分けたクリアファイルに入れて、それを面接直前に読み返して、自分が「面白そうだな」「この仕事してみたいな」と具体的な施策として見えてきたので、それが面接の時に生の声として話せたかなと思っています。
安達:HPを見ただけだと「こういうことやってます」というのはある程度わかるんですが、それが現実はどうなのかというのは、なかなかHPだけでは見えないですね。いいやりかたじゃないですか?しっかり新聞から行政がやっていること、新聞の記事だと取材をされてこうだとか、反論も書いてあってりしますよね。
そういったところで現状どうなのかを自分が実感できるところ、共感できるところがあると思いますので、それを元にお話しになるのはHP見ただけでお話しするのとは違ってくると思いますね。
長谷:他に社説なども切り抜いていたので、自分の意見だけでなく、こういう意見もあるんだという話もできたのが良かったかなと思います。
安達:そこまでやってらっしゃると、面接官からすると「長谷さん本気だな」とわかるんですよ。
実は教育関係の仕事をやりたいというのは新卒も含めてとても多いんです。子育て支援とか教育の分野は多いんですけど、だから面接官からすると聞き慣れているんです。「こういうのやりたいです。こういう風に変えていきたいです」みたいなお話しは。
でもどこまで深く本当に考えているかというのは口先だけではわからない。日々そうやってリサーチをして自分の中に引き出しを一杯作っていらっしゃる方というのは、日々そこに注力して自分の中で「入ったらこういう風にして活かしていきたい」とか「現状どうなっているのか知りたい」と思っているのか、が伝わるのですね。だから長谷さんのやり方はとても良いやり方だと思います。
長谷:ありがとうございます。
オリジナルの想定問答について
安達:そうですか。でもそこまで考えてないと、合格するのがゴールに見えてしまいますよね。
長谷:実際、質問されました。
安達:そうですか。
長谷:はい。やって良かったと思います。
本番の面接について
安達:お子さんがいる女性の場合、面接官によっては入職しても年中休むんじゃないとか、そういうマイナスのに捉える方もゼロではないんですね。ここは面接官の当たり外れというのは確かにあるんですけど、休む場合はご家庭の協力体制のこととかそういうことは突っ込まれましたか?
長谷:子どものことは直接ではなかったですが、「夜遅くなることもありますよ」というお話しがあったときに、「実際そういうお話しは県庁の方から聞いているし、実際家族とサポートして夜のお仕事もできているので、そこに関しては心配ないと思う」というかたちで、逆に説得力のあるかたちで話せたかなと思っています。
安達:なるほど。現在遅いお仕事されてますから、そういう支援がなければやっていけないですから、その点は凄く説得力ありますね。
長谷:そうなんです。
安達:それ以外で面接で聞かれたことで印象に残っていることとか、これはちょっと回答に困ったというのはあります?
退職理由について
長谷:聞かれました。
安達:社会人の方、多分1度も転職したことのないという方、今の世の中少ないと思うんですよね。ただ公務員の方って、社会人枠から入ってない人の方がが圧倒的に多いので、1度も転職したことがないんですよね。時々偏見を持っている方がいるんですよ。転職、特に回数が複数あるとですね。だからこそ、この対策は絶対聞かれると思って話を用意しておかないとですね。変な突っ込みをされてしまうんですよね。
長谷:そうですね。辻褄が合わないと、私は仕事が一貫していなかったので、「なんでその仕事を選んだの?」「次はなんでこっちに行ったの?」という質問はけっこうあったので、きちんと頭が整理できていて良かったなというのはありました。
印象に残っている質問は?
安達:課題みたいな形ですか?これについてどう考えるかみたいな。
長谷:具体的な話をしますと、「植木鉢があった。明日枯れるかもしれない花と、明日咲くかもしれない花。水は1杯しかありません。どちらにあげますか?」という質問。
安達:それはみんな悩みますよね。
長谷:みんな悩みますよね。様々でしたね、説明会で聞いたときは。
安達:たぶん本当にそれは、絶対にこれが正解という訳ではないですね。
長谷:たぶん理由の方だと思います。それを選んだ理由を見たいのかな。もしくは突拍子もないことを聞かれたときの反応を見たいのかなとあとから振り返って思いました。
安達:ですけど筆記のように正解のあるものしかやってきていない、仕事でいうとマニュアルだとかルール通りの仕事をずっとやってた方は、柔軟な質問に関しては苦手な方が多いですね。
長谷:そうかもしれないですね。私は塾講師をしている割に、シナリオのないところで話すのがあまり上手ではなかった方だと思うんです。書くことは得意なんですけど、パッと予想しないところで聞かれたときに一瞬躊躇してしまうところがあるのですが、しっかり話せてよかったと思います。
安達:長谷さんは落ち着いて面接受けられた感じがするんですけど、あがってました?
長谷:今回は2回目ということもあり、比較的落ち着てい話せたと思います。6月の面接のときも最終面接はおなかも痛くなるくらい緊張していたので。1問目でうまく話せなくて、そこから頭が真っ白になる部分があったので、今回はなかなか時間がなかったので、帰宅してからお風呂の中で先生の模擬面接の動画と合わせることをかなりやりました。
安達:そうやって冷静に考えられる余裕がないと、今の話は答えられないと思いますので、落ち着いて受けられたことがよかったですね。そして長谷さんの良いところがいっぱい出せた面接だったかなと思います。
長谷:ありがとうございます。
30代、40代で受験される方へのメッセージ
いい悪いの評価の前に、この人の本音が分からないとか、特に志望動機なんかそうなんですけどね。きれいな志望動機を言われても面接官は「それ絶対作ってきたよね、本当じゃないよね」という風に思っています。新卒はみんな一斉に学校を卒業して就職しますので、ステレオタイプになってしまうのはしょうがない部分はあるんですね。
社会のこともよくわかってないですから。でも社会人で経験を積んでいる方がそれだと、非常にもったいないし、入った時に活躍してもらえるというのが逆に湧くかないんですよね。長谷さんは自分らしさも出せていたところが、すごく好感をもたれたと思います。
長谷:ありがとうございます。
安達:では最後にこれから受験をする方、長谷さんと同じように40代に入ってから受験される方ってものすごく躊躇されている「どうしたらいいんだろう?」と。それからお子さんがいる方、正直言って、小さいお子さんがいるとすごく難しいです。不利に働きます。それでも今回は合格を勝ち取ったので、きっとそういう方に勇気を与えられるんじゃないかな?と思うんですね。ハードル上げちゃいましたね(笑)。簡単で結構ですのでメッセージをいただけたらなと思います。
安達:本当にありがとうございました。長谷さんが面接でお話しした、やりたい仕事に就ける可能性は、長谷さんのご年齢だと高いと思うんですね。新卒のように窓口に行くというのは考えにくいので。もしも違う分野に行ったとしても長谷さんだったらそこでご活躍できると思いますので、これからも頑張っていただきたいと思います。
長谷:ありがとうございます。
安達:本日は本当にありがとうございました。
長谷:こちらこそ、先生ご指導ありがとうございました。
安達:本当にこちらこそありがとうございます。
公務員面接の達人の無料オンラインセミナーの内容はこちら
- 元公務員面接官が教える公務員面接の対策について
- 面接官が評価するポイント/知りたい事
- 面接官から高評価になる自己PRの書き方
- 合格された方の具体的な面接対策方法
- 踏んだら100%不合格確定の地雷対策
- 公務員面接での面接評価基準の解説(面接官しか知らない情報です)
今なら、視聴後に簡単なアンケートに答えるだけで5大プレゼント
公務員面接対策オンラインセミナーを視聴後、簡単なアンケートに回答すると以下の動画等を無料でプレゼントさせていただきます。
- 公務員面接の達人 安達瑠衣子先生による無料添削アドバイス!
- 行政に選ばれるための自己PRの作り方!
- 予備校でも教えていない質問回答解説動画プレゼント!
- 本番を想定した模擬面接動画をプレゼント!
- 面接官が納得する退職理由の解説動画をプレゼント!
重要5大プレゼントは、予告なくサービスを終了させていただくこともございますので、予めご理解いただけますようお願いいたします。
視聴プレゼントその1 公務員面接の達人 安達瑠衣子先生による無料添削アドバイス!
既卒、社会人の方であれば、面接で必ず聞かれる質問があります。この回答次第で、あなたの印象がガラリと変わり、合否が決まると言っても過言ではない、とても大切な質問になります。
オンライン動画を視聴後、この質問に対しての回答を送っていただいた方には、無料で添削アドバイスをさせていただきます。
送付頂いた内容を私がチェックして、アドバイスさせていただきます!
重要こちらの無料添削アドバイスは、今現在、募集を終了させていただきましたので、予めご理解いただけますようお願いいたします。
視聴プレゼントその2 行政に選ばれるための自己PRの作り方!
そのためには、行政から欲しいと思われるような自己PRをしなければなりません。
面接試験に合格するためには、行政が欲しいと思う人になることです。
では、行政に欲しいと思ってもらうためには、どのようなアピールをすればいいでしょうか?
オンライン動画を視聴後、簡単なアンケートに回答していただいた方には、「既卒・社会人が行政に選ばれるための自己PR」動画をプレゼントさせていただきます。
- 行政が欲しい人になるための既卒・社会人のアピール方法
- 既卒・社会人が行政に選ばれるための自己PRを作成する方法
- 合格した既卒・社会人の自己PRの事例解説(不合格になる自己PRと修正後の合格した自己PRの解説)
視聴プレゼントその3 予備校でも教えていない質問回答解説動画プレゼント!
志望動機、自己PR、自己分析、どれも公務員の面接試験で合格するためには、必要不可欠な対策です。
しかし、実は、ここを徹底的に対策しても、面接に合格することはできません。
なぜかというと・・・公務員試験の面接官は、もっと重要な部分をチェックしているからです。
面接の中では、ここが一番重要と言っても過言ではありませんが、予備校で教えているところは見たことがありません。
また、今まで、沢山の受講生を指導させていただきましたが、この公務員の面接で一番重要なポイントを理解していない方が非常に多いと感じています。
公務員から公務員を目指している人であっても、理解されている方は50%程度です。
ここは、最終面接で聞かれることがとても多いのですが、民間企業、新卒の方は、99%回答することができません。
視聴プレゼントその4 本番を想定した模擬面接動画をプレゼント!
面接でよく聞かれる質問をご用意しましたので、本番のつもりで回答してみましょう!
この模擬面接動画は、社会人、既卒を想定した質問をしていきます。
回答の時間を考慮して先に進んでいきますので、テンポよく回答してみましょう!
話す内容がまとまっていない時は、動画を一時停止にして、進めてみてください。
なかなか面接の練習をする時間がとれない方は、ぜひ、この模擬面接動画を活用してくださいませ。
本番のつもりで、回答してみてくださいね。
ご自身の話す様子をスマートフォンなどで撮影してみるのもおススメです!
視聴プレゼントその5 面接官が納得する退職理由の解説動画をプレゼント!
反対に、公務員を目指す個人的な理由を話さなければ、「安定性を求め、民間から逃げて公務員を目指しているのではないか」と思われてしまう可能性があります。
このように思われてしまった場合、あなたは100%面接で不合格になります。
社会人の場合は、個人的な理由も志望動機にないとおかしいのです。
というように、以前書いた記事では、社会人は志望動機に「個人的な事情」もOKであり、むしろ、個人的な事情があるほうが面接官は納得しやすいという、予備校の指導とは真逆の対策をお伝えしました。
- 退職理由が、なぜ、必要なのか?
- 退職理由の地雷とは?
- 面接官が納得する退職理由とは?
面接官が納得する退職転職理由の作り方について、解説させていただきます。
オンラインセミナーを視聴された方の感想はこちら
自分の経歴を隠すのではなく、利用することは今年になってやっと理解したことでした。たしかに既卒のかたが受講したら結果は変わったと思います。
【セミナーの内容について】
★★★★★
【セミナーを受ける前と受けたあとで何が変わりましたか?】:
年齢に合わせた面接というのは、長年受験しているので理解していました。
ただ、自分だけの志望動機・自己PRはやや不透明でした。
自分の経歴を隠すのではなく、利用することは今年になってやっと理解したことでした。たしかに既卒のかたが受講したら結果は変わったと思います。
【ご自身の面接の問題点はなんだと気がつきましたか?】
今回の試験では、自分のはらわたをさらけ出した志望動機が必要と分かりました。
縁もゆかりもない市役所を受けるにあたっては、表面上の言葉より中身があるような気がしました。
主体性に欠けている。今までの面接では、あった出来事を述べていただけであったため次は自ら動いた主体性のあるエピソードを交えることにする。
【セミナーの内容について】
★★★★
【セミナーを受ける前と受けたあとで何が変わりましたか?】
セミナーを受ける前は自己PRや志望動機に関してテーマに関する
【ご自身の面接の問題点はなんだと気がつきましたか?】
主体性に欠けている。今までの面接では、あった出来事を述べていただけであったため次は自ら動いた主体性のあるエピソードを交えることにする。
想定していた以上に社会人の合格は難しいと知り、年齢相応の対策が重要であるという意識が変わりました。
【セミナーの内容について】
★★★★★
【セミナーを受ける前と受けたあとで何が変わりましたか?】
想定していた以上に社会人の合格は難しいと知り、年齢相応の対策が重要であるという意識が変わりました。
【ご自身の面接の問題点はなんだと気がつきましたか?】
今、面接直前なのに準備が圧倒的に不足していること。特に場数を踏むことはもう間に合わない。
面接対策をもっとしっかりしなければならない、と思いました。
【セミナーの内容について】
★★★★★
【セミナーを受ける前と受けたあとで何が変わりましたか?】
面接対策をもっとしっかりしなければならない、と思いました。
【ご自身の面接の問題点はなんだと気がつきましたか?】
時間がなく、あまり練習できないこと。
自己分析、リサーチなど、全てが足りておらず、効率的に進める必要があると気づきました。
【セミナーの内容について】
★★★★★
【セミナーを受ける前と受けたあとで何が変わりましたか?】
何よりも危機感が大きくなりました。新卒ではなく現職の年齢の方と比較されるということに驚きました。
【ご自身の面接の問題点はなんだと気がつきましたか?】
自己分析、リサーチなど、全てが足りておらず、効率的に進める必要があると気づきました。
オンラインセミナーの感想の続きはこちらからご覧いただけます。