公務員面接の達人
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安達瑠依子
39歳で、6年連続不合格から、今回、見事、希望の自治体に合格された 岩田さん(仮名)にインタビューさせていただきました。

岩田
現職はシステムエンジニアとして主にプロジェクトマネージャーを務めております。
公務員を目指し始めたのは2013年。今から6年前から挑戦しまして、6回連続で落ちたんですが、今回、お陰様で合格することができました。本当にありがとうございます。私の道のりが受講生の皆様への参考になれば幸いです。

安達瑠依子
今回、インタビューをさせていただいて、岩田さんと同じようにキャリアチェンジで受験される方って、ものすごく不安が大きいと思います。
また、公務員って筆記の試験もありますから、いわゆる民間企業に転職するのとは随分ハードルが高くて大変だったと思いますが、それでも合格を勝ち取った長谷さんの面接対策は、多くの方に勇気を与え、参考になると思います。

岩田
こちらでお世話になる前は、他の公務員試験の学校とかで模擬面接とかも受けて「内容は問題ない」と言われていたにも関わらず、6年連続で落ちていて、どうしたら合格できるのかがわからなかったのですが、安達先生のお話を聞いて、自分の課題をハッキリさせることができました。
キャリアチェンジで公務員を目指される方にとって、私のお話が参考になればうれしいです。

安達瑠依子
岩田さんのインタビュー動画はこちらになります。

安達瑠依子
岩田さんのインタビュー内容は、テキストでもご覧いただけます。

【合格者インタビュー】

安達:岩田さん、本日はインタビューにご協力いただきありがとうざいます。

岩田:よろしくおねがいします。

安達:まずは希望の県庁合格おめでとうございます。

岩田:ありがとうございます。

安達:今日は岩田さんに合格されるまでのご苦労だとか、工夫したこと秘訣など、根掘り葉掘りお聞きしたいと思いますのでご協力お願いします。

岩田:よろしくお願いします。

安達:では自己紹介なんですが、受験の時38才だったと思うんですが39才になりました?

岩田:はい、この間39になりました。

安達瑠依子
合格した県の名前とかは言う必要はございません。現在はご年齢39才ということですが、システムエンジニアからのキャリアチェンジということで、今までの受験歴含め、簡単に自己紹介お願いできますか?

岩田
現職はシステムエンジニアとして主にプロジェクトマネージャーを務めております。
公務員を目指し始めたのは2013年。今から6年前から挑戦しまして、6回連続で落ちたんですが、今回めでたく合格することができました。ざっくりとしたものですが。

安達:ありがとうございます。システムエンジニアからお受けになっているのはITの専門職ではなくて、いわゆる行政職ですよね。

岩田:そうですね。

安達:ですからここにも書きましたけど、同じ職種で転職するとかではなくて、キャリアチェンジですよね。

岩田:そうですね。

安達:2013年からということは結構長く頑張っていらしたんですけど、そこまでどうしても公務員になりたかったんですか?

岩田:そうですね。自分が元々負けず嫌いという性格もありまして、絶対に合格してやろうという気持ちがここまで頑張れてこれた秘訣かなと思っております。

安達:職種柄、現職は忙しいし大変じゃないですか?

岩田:そうですね。

安達:公務員って筆記の試験もありますから、いわゆる民間企業に転職するのとは随分ハードルが高くて大変だったと思うんですが、いつ勉強してたんですか?朝活?

岩田:いえ。仕事が終わってから、夜です。

安達:そうですか。私なんか、考えてるうちに眠くなってしまいそうな気がするんですけど、大丈夫なんですか?

岩田:なんとか大丈夫でした。

安達:それ自体がすごいと思いますけど。今までは面接まで行って残念だったんですか?筆記で落ちたりしたんですか?

岩田:筆記で落ちたのは1回だけ論文で落ちましたけど、あとは面接で落ちました。

安達:逆に言うと、すごく悔しいですね。

岩田:そうですね。

今まで面接で落ち続けいてた理由とは

安達瑠依子
筆記で落ちてしまえばある意味「しょうがない」という部分もあるんですけど、面接まで行って落ちると、筆記と違って点数だけでは「どこが悪くて不合格だったのか」がわかりづらいじゃないですか。その点もやもやした感じだし、悔しいですよね。

岩田
そうですね。実際他の公務員試験の学校とかで模擬面接とかも受けて「内容は問題ない」と言われていたので、どうしたらいいかがわからなかった。

安達:それでですかね?こちらのプログラムに参加してくださった理由というのは。

岩田:そうです。

安達:では今までなぜ落ちたのかという課題の所ですけど、岩田さんご自身は、今までやってきたお仕事上の経験やスキルは、しっかりとお持ちじゃないですか。想定問答とか拝見しましたけど、現職で活躍されているのがよくわかる内容でした。だから合格して来春から県庁で活躍するというのは、私はちゃんと想像がつくんですけど。                  想定問答の回答だけ見ると、やっぱり「足りないな」というところが結構あって、ずいぶん厳しい意見をいっぱいしましたね。キャリアがある方に失礼かなと思たんですが、岩田さんは面接でのアピールの仕方というところは苦手というか、課題でしたよね。

岩田さんの想定問答とかサマーキャンプに参加していたことをいろいろ思い出すと、課題は3つだったかと思うんですね。1つは2013年からお受けになってますけど、何か大きな出来事があって行政に変わりたいというのとはちょっと違いますよね。よくあるのが「震災の時に自分や家族が災害にあって行政に」というのは割とわかりやすいし言いやすいじゃないですか。でも岩田さんの場合は、日々仕事をしていて気持ちが傾いていったので、そこの説明って逆に言うと難しいところでしたよね。

岩田:そうですね。確かに防災がきっかけで公務員を目指したんですけど、先生のおっしゃる通り「普段の仕事をしていて、いきなり防災?なんで?」という説明をうまく話すことができていないと感じました。

安達:私も「どうして防災なの?」と自然にお聞きしましたけど、ちゃんと聞くと「そういうことか」とわかるんですけどね。ただいきなり「IT系でエンジニアやっていた方が防災が云々」と言われても「なんのこっちゃ」って感じになりますからね。

岩田:たぶんそういうことが面接官にも伝わったんだと思っております。

安達瑠依子
今までやってきたお仕事の経験をいろいろ語って、想定問答で書いていただいた時に、言われると岩田さんもわかるのですけど、どこをどう一番アピールしたらアピール力が高いかというところに関しては、最初苦戦されていましたね。自分のことを語るのって案外難しいですよね。

岩田
そうですね。どうしても独りよがりになってしまうので。

安達:不思議なんですよ。これが自分の部下、プロジェクトのメンバーのことだったらきちんと言えるのですよ。だけど自分のこととなると難しいですよね。 あとは一番気になったのは、20代と違ってそろそろ40になろうという場合には、入ってからの年数が20年ちょっと。定年もいずれ変わると思いますけど、今の定年なら20年じゃないですか。

そうするとその中で、キャリアチェンジしてどんな職員を目指していくのかという、キャリアビジョンの所が、一番最初に想定問答を拝見してお話ししたときには弱かった記憶があります。ここは岩田さんだけじゃなく、公務員受験する人全ての課題ですよね。どうしても合格までのことを一生懸命やるから、入ってからの次のゴールを「入る前」に作るのは大変ですよね。

岩田:そうですね。難しいですね。

想定問答で苦労した点について

安達瑠依子
でもこの辺をクリアして面接に臨んでいただいたのですけれども、岩田さん自身はどうでした?想定問答とか模擬面接とかをやる中で、ご自身としてはどのあたりが苦労されました?

岩田
自己アピールですね。今までのアピールって大まかに「あれもできる、これもできる」と浅い感じだったので、言うなれば模範解答という感じですかね。そういうところが向こうにもうまく伝わらなかったので、そこをどうやって納得できるような話にするかというところが難しかったです。

安達:その話(強み)をエピソードを含めて聞いた時に、岩田さんが考えてやったことが「こういうことなんだ」と目に浮かぶような状況まで練らないといけないというところが大変でしたね。素晴らしいことをいっぱい経験されてるんですけどね。実績もあるし。逆にたくさんあるからどれが一番いいのか選ぶのが大変ということもありますよね。新卒だったら生きている年数が少ないから、自分をアピールするところはそんなになくて、探すのが大変だったりするんですけど、社会人のかたは実績がいっぱいありますからね。

岩田:そうですね。

安達:時間も20~30分しかないので、全部をアピールするのは難しいですね。岩田さんの場合キャリアチェンジじゃないですか。だからITの専門的な話をしてもしょうがないじゃないですか。IT系の専門職で転職されるわけではないので。 やっぱり、キャリアチェンジするということで悩みませんでした?どういう風な事柄をどこまで伝えたらいいのか、というのが。

岩田:難しかったですね。

安達:あまりあっさりしすぎると、なにも伝わらないしね。

岩田:そうですね。自己アピールする時間があったんですけど、具体的に「どういった所で、どういうメリットがあるか」ということが伝わるように意識して伝えました。

短期面接対策サマーキャンプに参加した理由は?

安達:なるほど、わかりました。こういう課題をクリアするためにいろいろ対策を立てられたんですけど、想定問答とかをしっかり練り上げていったという事にプラスして、岩田さんの場合はサマーキャンプにも参加していただいて、2日間がっちりとやって頂いたのですけど、サマーキャンプに参加しようと思った理由はなんでしたか?

岩田:面接は数をこなさないと力にならないと考えたのと、いろいろなタイプの先生がいるところに魅力を感じました。他にも自分と同じような悩みを持っている人と触れ合うのも大事じゃないかと考えて応募しました。

安達瑠依子
実際サマーキャンプには21、22才くらいの方から、岩田さんより上の方もいらっしゃったかと思うのですけど、参加した感想は如何ですか?ちょっと前のことで忘れた部分もあると思うんですが。

岩田
やはりすごく為になったと思いますし、面接官の立場になるというプログラムもあったじゃないですか。あれで面接側の視点も知れて、非常に良かったと思います。

安達:面接官の側になってみると、案外と自分が考えていたこととは違うところに目が行くとか、印象に残るとかっていうのが実感できますよね。

岩田:そうですね。話過ぎるというのは絶対よくないんだということは思いましたね。

応募先のリサーチについて

安達:一生懸命話してるのに印象に残らなかったりするんですよね。

   岩田さんは応募先リサーチはどういうことをされていましたか?

岩田:基本はネットなんですけど、職員の方と触れ合うことができるイベントには出来るだけ参加しました。例えば防災のイベントですとか、庁舎公開とかそういうイベントがあったので、実際に出向いて職員の方とお話をしたりしました。

安達瑠依子
やっぱり職員の方と話すというのは効果はありましたか?

岩田
そうですね。自分の中でモチベーションが上がりますし非常に良かったと思っております。

安達:やりたい仕事は防災が一番だったじゃないですか。さっき防災のイベントというお話をされましたけど、その時に職員の方とお話しされました?

岩田:お話ししました。ちょうど台風19号の後でそのイベントがあって、それについて県が課題としていることとか、そういうことも知れて、非常にためになりました。

安達:やっぱり直にお話を聞くというのは得るところが多いですよね。

岩田:そうですね。

安達:もちろんHPだとかいろんなところで同じようなことが書いてあったりしますけど、まさに今困っていることとか、職員の方が感じていることを聞くと、面接で(今の)課題であるとか自分がやりたいことを話す際の裏付けにもなるし、自信をもって話せるようになりますよね。

岩田:そうですね。

面接に合格したポイントは?

安達:今までうまくいかなくて今年うまくいった勝利のポイントって岩田さんご自身で考えて何があると思います?                                   たくさんあると思うんですけど2つくらいあげていただくとすると何だと思いますか?

岩田:1番は、きちんとした人の、第三者の目による判断ですかね。どうしても今まで「これがダメだったからこうしよう」みたいな、一つ一つ潰していったんですけど、それ自体が正しいかどうかが6回連続ということでわからなくなってしまったので、正しい観点を持った人の添削が1番効果があったんだと考えております。

安達:今回のプログラムに参加されたことに関しては、効果は大きかったということですね。

岩田:そうですね。

安達:2つめは何ですか?

岩田:2つめは、現職の仕事もそれなりに充実していましたので、いつかは受かるんじゃないかと思っていたんですけど、年齢も年齢で、これから先のことを考えたときに「このあたりでしっかりと決めなければいけない」と思った意識の変化だと思っております。

安達:覚悟や決意といったところですね。

岩田:そうですね。

本番の面接について

安達瑠依子
それはきっと面接官に伝わる部分だと思いますね。「とりあえず受けてみよう」という人と「絶対にここで受かって来春からここで仕事しよう」という意識の人は、同じような言葉を言ったとしても、人って感じるものが違います。そこは大切なところだと思います。                                 では次に本番の面接がどんなだったか、覚えていることを教えてください。困った質問とか、逆に今年はスムーズにいってよかったとか、を教えていただけますか?

岩田
前情報で圧迫寄りの面接が来るという情報があったので構えていたんですけれども、実際受けてみると今年はオーソドックスなこと、比較的優しい感じで質問してくる感じでして、特に難しい質問はなかったです。        それよりも深堀してくる質問で「なぜ志望動機はこうだったのか」とか、「それはなんで?いつから?」とか畳みかけてくる、深く聞いてくるような感じの面接でした。

安達:割と王道の面接ですね。コンピテンシー的な「なぜ」を突っ込んでくる。それは「通り一遍」の想定問答だけをやっていると答えられないですね。その場で考えないといけなくなっちゃうので。じゃあ岩田さん、今年の面接は自分の思った通りの回答ができた面接だったんですかね?

岩田:そうですね、ある程度「こういう質問が来るだろう」というのはいくつか予想して準備はしておきましたので、特に詰まることなく回答できたと思っています。

安達:じゃあ落ち着いて答えられた感じですね。

岩田:そうですね。

安達:想定通りだったということですけど、逆にこれだけは答えずらかったなというのはありました?

岩田:特に答えずらい質問はなかったですね。

安達:そうでしたか!

岩田:実際今回受かるとは思ってなかったんですよ。

安達:そうなんですか!? そんなにうまくいったのに?

岩田:なんというか、普通に終わりすぎてしまって。去年と同じような、そんな感じだったので。

安達:うまくアピールできたっていうところまでの気持ちにはならなかったのですね。

岩田:そうですね。

安達:でも自然体でお話しされて、ちゃんと伝わった。 逆に言うと良い面接だったのかもしれないですね。

岩田:そうなんですかね。

安達:よく「雑談がいっぱいで楽しかった。だけど落ちた。」というの、多いんですよ。それは面接官が早い段階で落とすと決めていて、お客さん扱いされている。民間と違ってシビアに5分10分で決めてしまって、「お帰りください」とは言わないから。 民間企業だと本当にあるんですよ。私も10分で切ったりとかそういう失礼なことはしませんけれど、ちょっとは長くお話聞きますが、私が転職指導している方の話では、10分なかったという人もいました。「お帰りください」と言われて。ほとんど最初のフィーリングで決めちゃったりとか。

そういう場合はあって、公務員は途中で終わらせるということはないですけど、お話(雑談)をして終わるということはゼロではないです。                      最後まできちっと、岩田さんに対して、さっき深堀りが多かったということですから、面接官は聞きたいことをどんどん聞いていったと思います。                   やるべきことをちゃんとやって、その結果合格を手に入れたということですから、すごくいい面接対策をされた結果だと思いますね。本当に良かったです。

岩田:こちらこそありがとうございました。

これから受験される方へのメッセージ

安達瑠依子
会社にも伝えたということですから、残り数か月は引き継ぎ含め大変かと思いますけど、来春から頑張っていただきたいなと思います。では最後にこれから受験する方、特に岩田さんのように社会人でキャリアチェンジをする方、30代の後半以上の方、そういった方はハードルが高いので悩んでいる方も多いんですね。そういう方にメッセージをお願いしたいと思います。

岩田
自分のように6回挑戦してダメだった人間でも、正しい努力をしてちゃんと用意をしておけば間違いなく合格することはできると思いますので、皆さん頑張ってください。

安達:どうもありがとうございます。これをご覧になった方も「まだ自分のやっていることって足りないんだな」と思って、おぎなって合格を手にしていただきたいと思います。岩田さんの経験はきっと多くの方の参考になると思います。どういうところに配属になるか、どんな仕事に就くかは蓋を開けてみないとわかりませんけれども、どこに配属になっても、今までの岩田さんの経験・スキル、仕事に対する姿勢だとかは全て活かされると思いますので、念願かなった仕事なので、今まで以上にご活躍されるよう、お祈りします。

岩田:ありがとうございます。

安達:本当に本日はご協力いただきありがとうございました。

岩田:どうもありがとうございました。

安達:ありがとうございます。

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自分の経歴を隠すのではなく、利用することは今年になってやっと理解したことでした。たしかに既卒のかたが受講したら結果は変わったと思います。

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【ご自身の面接の問題点はなんだと気がつきましたか?】
主体性に欠けている。今までの面接では、あった出来事を述べていただけであったため次は自ら動いた主体性のあるエピソードを交えることにする。

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R.Mさん
想定していた以上に社会人の合格は難しいと知り、年齢相応の対策が重要であるという意識が変わりました。

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2019年7月19日

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具体的な面接対策がとっても参考になりました!!!

安達瑠依子
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