お陰様で合格できました。ありがとうございます。
この記事の目次
【合格者インタビュー】
安達:マックさん、おはようございます。
マック:おはようございます。
安達:今日はインタビューにご協力いただきありがとうございます。
マック:ありがとうございます。
安達:それとまず最初に言いたかったのが、おめでとうございます。
マック:ありがとうございます。
安達:では今日はこれから受験する方のために、マックさんの経験を少しお話しいただきたいと思うのですが、まず簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいですか?
マック:私は23歳になります。途中大学を退学しまして、そこから学校事務として働いておりました。9か月間働いていたのですが事情があって公務員を本格的に目指したいと思い、退職しました。そして通信制の大学で学びながら、いくつか公務員試験を受験しながら地方法務局に合格しました。
安達:ありがとうございます。大学中退して入ったところを1年弱で辞めてしまったので結構そういう経歴だと、まずご自身が不安に思いますよね。
マック:はい
退職理由について
安達:そういう意味で一緒に対策を立ててきたわけですけれども、やっぱり一番の課題は早期退職をどうやって話すかというところだと思うんですが、いろいろお話を聞きながらこういう風に話そうという方向で決めていきましたね。
マック:はい
安達:べつに嘘八百も何もなく、本当にマックさんが考えたことをいかにうまく伝えるかというところでやっていったんですが、やはりそこのところは面接でも大変でした?
マック:大変でした。退職理由を答えても結構答えずらい内容を質問されたりとかしましたので、退職理由をしっかり固めていく大切さを学びました。
安達:そうですね。こうやって話そうと決めても面接官にどんどん突っ込まれてくると、詰まってくることってありますよね。
マック:はい。
安達:そうだったんですね。想定問答を始めたのは春でしたよね?
マック:そうですね。
安達:ですから早い段階からしっかりと対策を立てて、もちろん筆記の勉強と並行しないといけないですから、結構スケジュール管理って大変でしたよね?
マック:大変でした。
安達:実際に試験が始まると、マックさんの場合、複数受験されていましたし、志望動機を考えたりやりたい仕事を考えたりって、それぞれの応募先で作らないといけなかったので、そこは結構、頭が痛かったんじゃないですか?
マック:そうでした。
安達:よくメールとかでご相談いただきましたものね。なかなか複数あるところをリサーチするとどうしても薄くなりますよね。今回合格されたところに関しては、第一志望の地方法務局ですけれども、やっぱり最後まで悩んだところはありましたか?
最終面接までは行っても合格できない
マック:はい、結構ありました。今回は地方法務局に合格したんですが、以前に別のところを受けて最終面接まで行ってなかなか決まらなくて苦労したのですが、どうしてもなんとしても公務員になりたいという思いがありまして。
安達:マックさんはとても礼儀正しくて明るいし、爽やかだしとても印象がすごくいいじゃないですか。短期間の仕事ではありますけれども公務員になりたいという志望理由を含め、軸はすごくしっかりしていましたよね。
だから最終面接まで行くというのは私は順当な結果だと思っていたんですけれども、最後、内定というところまで何が足りないのかな?というのがなかなか難しいところではありましたよね。事実として短期退職とかそういったことは変えられないじゃないですか。
だからそこで比較をされるとどうしようもない部分がありますけれども、何をもって最終合格するのかというのは面接官の考えとか好き嫌いとか、そういうのに左右される部分が大きいですよね。最終面接まで行って落ちた時もマックさんの中ではなぜ落ちたのかわからないところが多かったんじゃないですか?
マック:そうですね。多かったですね。私自身面接のときも、そこに行きたいというアピールを積極的にしていったのですが、なかなかそれが面接官の方に伝わらなかったのが原因だと思っております。
安達:何をもって本気度が伝わるのかというと、面接官は言葉の内容もそうですが総合的に判断するじゃないですか。話し方だとか、熱意は話し方に現れますし、仕事であるとか細かいところの総合判断、あともう一つはうちに合うかどうか、とか。それと最後は面接官のスキ・キライがどうしても出ちゃうんですよね。
優秀かどうかで決まらないところも最終面接まで行くと結構あるんですよ。さっき言ったように優秀な人ばかり残っていますから。ほんのちょっとしたところで順番が変わっちゃったりするんですよね。マックさんはまじめだし、責任感強いし、しっかりしているし、軸もちゃんとあるんですけど、もしかしたら真面目さが目立たない方になってしまうのかもしれないですね。
でもマックさんの事情や考えなどを聞くと、私はマックさんがどの面接も最終的に選ばれてもおかしくなかったと思います。最後のタッチの差は面接の場にいなかったのでわからない部分ではありますけどね。まくさん自身はどう思っていますか?
マック:面接の時ですか?自分の性格とかを踏まえて?
安達:じゃあ話すときの話し方だとかそういうところが緊張のせいでうまく熱意が伝えられなかったというところですか?
マック:はい
安達:なるほど。マックさん、話し方優しいですもんね。
マック:そんなことないですよ。
安達:すごく優しい人柄が出てるかなと思いますけどね。
マック:ありがとうございます。
面接対策について
安達:わかりました。マックさんがこれまでに行ってきた面接対策を具体的にお聞きしてもよろしいですか?
マック:はい。
主にこの4つかと思うんですね。1.想定問答などの対策
2. 応募先のリサーチ
3. 面接の練習
4.モチベーションの維持
想定問答はさっきお話ししたように、春からしっかりと進めていましたね。 スケジュールを自分で組み立てて、それをしっかりと守ってやっていた方ですか?
安達:さすがですね。なかなかやろうと思ってもできないんですけど、私が見ていた限りでもすごく計画的に進めていると思いました。掲示板にちゃんと書いていたじゃないですか。何をやって今度は何をやるということを。
こまめに掲示板に自分で書いて実行していましたね。マックさんはあまり自分のことは読んでもらってないんじゃないかと思っているかもしれないですけど、ちゃんと掲示板は拝見していましたよ。
それは最後の「4.モチベーションの維持」につながるのかもしれないですけど、マックさんは自分でちゃんと書いて自分で宣言することで、よりしっかりと自分の背中を押してやっていたんだなという印象がありました。そういう計画的に物事を進めるというのは、マックさんは昔からですか?
マック:昔からです。
安達:じゃあそれがそのまま出たんですね。たぶんこれから入職されてからも、仕事でもよいところはそのまま発揮できますね。
マック:はい。
安達:想定問答やっている中で苦労したことはどんなところでした?
マック:志望動機や、やりたい仕事で、どうしても偏ってしまう内容になってしまうことに苦労しました。どうしたら偏りなく、まんべんなく内容を練るのかを親身になって指導してくださったおかげで面接でも伝えることのできる内容に仕上げることができました。
安達:偏りというのはやりたい仕事と志望動機が一緒になりがちということですか?
マック:そうです。例えば志望動機に福祉関係のことを入れたのは、やりたい仕事にも福祉のことが入ってしまったりとか、インフラ整備とか高齢者福祉とか、公務員にも仕事があるのに、どうしても福祉関係のみを入れてしまったりとか、そういう偏りが出てしまいました。
安達:私がずっと言っている、やりたい仕事を志望動機に据えてしまうと、それしかやりたくないように見えちゃうというところですね。なおかつ公務員の場合には、そのやりたい仕事に就けるかどうかというのは、正直言ってほとんどないわけですよ。
職種別の採用ではないので入ってすぐにはできない。やりたい仕事はちゃんとないといけないんですけど、それを志望動機に入れるとしても表現の仕方であるとか、ほかの理由もないといけないというのが大事なところなので、そこに苦心されたんですね。
まっく:はい。
応募先のリサーチについて
安達:職場訪問と言われましたけど、そこはみんなハードルが高いみたいでできない人が多いんですよ。マックさんはどうやって行ったんですか?
マック:電話で予約をしていきました。
安達:ちゃんと電話されたんですね。電話するときって、どきどきしたりハードル高かったですか?
マック:とても緊張しました。
安達:でも電話したら嫌な対応とかされなかったでしょ?
マック:全然フレンドリーな感じに対応していただきました。
安達:職場でそういうお話を聞くのは大きかったですか?
マック:はい、とても大きかったです。HPに載っていない情報を得ることができましたので、とても貴重な体験になりました。
安達:やはりそういうのをされると、面接で話すときも自信をもって話すことができるようになりますよね。
マック:はい。
面接の練習について
安達:わかりました。さて面接の練習なんですけれども、マックさんは東京じゃないので、あちこちに面接の練習をする場所があったとかは思えないんですけど、どうされていましたか?
マック:鏡の前で練習したりとか、面接対策動画を見て受け答えの練習をしました。
安達:じゃあかなり練習されましたね。
マック:はい
安達:ご自身で早口になりがちと仰っていたじゃないですか。やっぱり練習しないと言いたいことを全部言おうとしてしまって早口になっちゃうんですよね。練習の効果はありました?
マック:ありました。本番でも、多少は緊張したのですがそれほど緊張することなく本番に臨みました。
安達:そうなんですね。やっぱりそうしないとスムーズに自分の言葉で話すって、簡単にはできないですよね。
マック:はい。
安達:想定問答の回答を暗記して話すということではない出すからね。やっぱり面接官が違えばいろんな聞き方をしてきますし、暗記してそれを思い出すのではなくて、自分でちゃんと自分の考えとして頭の中で構成されていて話すというのと、暗記で話すのとは全然違いますもんね。マックさんはやるべきことはちゃんとやっていますね。
マック:ありがとうございます。
なかなか内定が決まらない時期について
安達:なるほど。やっぱりそういう風につらくなっても「絶対に今年受かるんだ!」という強い気持ちがマックさんの掲示板を見ていてもメールを見ていてもすごく感じられたんですけれども、そこですかね?絶対合格するんだという気持ちですかね?
マック:その気持ちは本当に大切だと思います。
安達:マックさん、一番最初に聞くべきだったかもしれないですけど、どうしてそこまで公務員に絶対なろうと思ったんですか?
マック:昔から、私が幼い時から行政に支援していただいた恩がありまして、なんとか私が公務員になって、今度は私が困っている人たちや、国や住民のために働きたいという思いで、なんとしても公務員になりたいと思いました。
安達:マックさんは民間企業の就職は考えなかったんですか?
マック:考えなかったです。やりたい仕事を考えたときに、公務員の方が、やりたい仕事がありましたし、そして何より、行政からの恩があって、今度は私が行政側に回って地域や地域住民のために働きたいという気持ちがありましたので、民間企業は視野に入れませんでした。
安達:かたい雰囲気で面接カードに沿って淡々って、かえってやりずらいですね。
マック:少しやりずらかったです。
安達:ただ質問されることは想定の範囲内が多かったわけですね。
マック:はい。
安達:人事院の面接の感触ってそういう終ったときはどうでした?大丈夫と思ったんですか?イマイチだと思ったんですか?
マック:イマイチだと思いました。なかなか本番でも笑顔がなかったりとか、和やかではなかったので、合格しているかが不安になりました。
安達:面接官が笑顔だったりすると、ホッとして話すことも滑らかになるんですけど、かたい顔をされると余計に緊張も増しますよね。
マック:はい。
安達:でもちゃんと乗り切りましたね。
マック:なんとか乗り切りました。
法務局の面接について
安達:そのあと省庁とか、人事院通過した別の面接になるんですけど、法務局の面接はいかがでした?
マック:割と和やかな雰囲気で進みました。突っ込んだ質問はあったのですが、しっかり対策していましたのでしっかりと受け答えすることができました。
安達:じゃあ法務局の面接に関しては、まくさんは自分としてはちゃんとできたという感じだったんですね。
マック:はい。
安達:やっぱり面接の段階で「ここは決まりそうだな」という感触はありました?
マック:ありました。
安達:じゃあホッとした感じですね。
マック:はい。
自治体による面接の違いについて
安達:自治体の方がいろんな質問をしてくる、いろんな方向から質問が飛んでくることが多いということですね。
マック:はい。
安達:そうすると国家公務員の方は逆に言うとしっかり対策を立てておけば、ある程度は乗り切れる感じですかね?
マック:はい。対策してるかどうかに合格するかどうかが決まると思います。
安達:逆に対策がおろそかだと、そこは厳しいですね。
マック:その通りです。
これから受験する方へのメッセージ
これからマックさんのように、来年受験する方、来年受験しよう、もしくは今年残念ながらダメだったのでリベンジしようという方がいらっしゃると思うので、そういった方に向けてメッセージをお願いいたします。
そして筆記試験に合格してから面接対策をするのではなく、ある程度余裕をもってから面接対策をしておくと、ゆとりをもって、しっかりと自己分析して合格できる可能性が大きく高まります。
勉強できる環境に感謝してください。なにより周りの方の支えがあって受験できていることを思いながら勉強すると、人として成長することができます。苦しいことがあると思いますが、しっかりと対策して公務員になってください。応援しております。
安達:マックさん、ありがとうございます。最後のメッセージを聞いていると、マックさんが公務員に合格した理由もわかるし、これから受験する方にはきっと伝わると思いますね。私が伝えたいこと、マックさんが全部伝えてくださいました。本当にありがとうございます。これからも公務員になってからですね、初心の気持ちを忘れずにずっと活躍してくださいね。
マック:はい。
安達:マックさんがこれからもっともっと活躍される方だと信じておりますので。頑張ってください。
マック:ありがとうございます。
安達:では本日のインタビューは終了させていただきます。本当にご協力いただいてありがとうございました。
マック:ありがとうございました。
面接対策は独学で対策出来ると思いますか?
筆記試験は、100%正しい答えがあるので、独学でも対策することは可能です。
しかしながら、面接試験には正しい答えが存在しません。
特に既卒、社会人、公務員から公務員への転職の場合、年齢、経験などが全く異なります。
面接官は、なぜ、あの質問をしたのか?
どのような回答を望んでいたのか?
どのような人材を求めているのか?
その答えは、どこにも記されていませんが、面接官が求めている回答をしない限り、公務員の面接試験に合格することはできないのです。
民間の面接と違って、公務員試験は、1年間勉強して、筆記試験に合格したとしても、実は、たったの20分程度の面接で不合格になってしまう世界です。
しかしながら、未だに、元気にハキハキ、しっかりと自分のことをアピールし、面接官に良い印象を与えることができれば、面接に合格できると信じている方がいます。
ハッキリ言って、公務員の面接試験は、それほど甘くありません。
インターネット上に溢れ返っている、曖昧な面接対策や、公務員面接試験に合格した方のアドバイスを信じて、対策をされている方もいますが、新卒ならまだしも、年齢、経験、希望する自治体、自治体が求めている人物など、すべてが違うにも関わらず、何を参考にしているのでしょうか。
あなたの一生を左右するかもしれない大事な面接対策を、正しいかどうかもわからない情報を信じて、対策しても良いのでしょうか。
ハッキリ言います。公務員の面接試験で確実に合格するためには、プロの面接官の指導による客観視が必要不可欠です。
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特に、社会人、既卒の方は、新卒よりも面接のハードルが上がっているため、必ず対策しなければならないことがあります。