希望通り、地元の自治体に合格できましたので、私の道のりが受講生の皆様への参考になれば幸いです。
この記事の目次
【合格者インタビュー】23歳で会社を退職し、約2週間の直前対策で公務員面接試験に合格!
安達:はい、矢野さんこんにちは。
矢野:こんにちは。
安達:まずは合格おめでとうございます。
矢野:ありがとうございます。
春に会社を退職した理由は?
安達:まず矢野さんの簡単な自己紹介をお願いしたいと思います。まずご年齢は23歳。新卒で民間企業に就職されましたよね?
矢野:はい。
安達:1年で退職して受験というところはわかっているんですけど、もうちょっと教えていただきたいなと思いまして、民間企業に就職して、今回お受けになったのは千葉市ですけれども、お仕事していたのは遠かったですよね。
矢野:そうですね。私は福岡配属でしたので、福岡で勤務していました。
安達:けっこう、退職して公務員を目指すというのは勇気がいることだと思うんですけど。一旦無職になるじゃないですか。その時の気持ちはどうだったんですか?
矢野:公務員になりたいという強い思いがあったので、それを貫くという強い意志で決断しました。
安達:そうですか、逆に言うと、退職すると受験に集中できますものね。
矢野:そうですね、はい。
安達:でも絶対に受かるという保証はないじゃないですか。
矢野:はい。もちろんですね。
安達:公務員って筆記もあるし面接対策もあるし、いわゆる民間企業の転職よりもハードルが高いですよね。
矢野:そうですね。やっぱり勉強が本当に大変でした。
安達:春に退職されて受験まである意味数か月しかないですね。
矢野:はい。
筆記試験について
安達:すみません、一日何時間くらい勉強されたんですか?
矢野:だいたい13~14時間ほど。
安達:起きてる時間ほとんどじゃないですか!
矢野:いや、そうです。本当に食べてお風呂入ってるとき以外ずっとやって。
安達:じゃあ逆にそこまで勉強して筆記通過したら、面接で落ちたら泣くに泣けないですね。
矢野:それは本当に思いました。筆記通過した後に。
私が矢野さんから模擬面接の依頼を受けたのって8月直前でしたよね、8月の面接でしたから。
すごく短い時間だったんですけれど、まずお伺いしたいのは、そこまで筆記、独学で勉強されていたんですよね。
なぜ、公務員面接の達人サポートを受けようと思ったのか?
安達:そうすると普通、面接もそのまま独学でやっちゃう方が多いんですけど、なぜサポートを受けようと思ったんですか?
矢野:やっぱり最初は独学で本とか買ってやっていたんですけど、それだけじゃやっぱり不安が大きくて、どうしても合格したいという思いがあったので、自分でできる限りのことはやろうという気持ちで応募したという感じです。
安達:なるほどね。特に何年もお仕事をされて退職したというのとはちょっと違って、新卒で1年で退職ということですから、それはリスクに感じていました?
矢野:そうですね、そこはやはり感じていました。
安達:そうですね。模擬面接の前に書かれた想定問答を見せていただいて、私は辛口のコメントで本面接の前にお返ししましたね。
矢野:そうですね、はい。それを見てちょっと危機感を抱きました。
すいません。だいぶはっきりと申し上げましたけど。
志望動機について
安達:志望動機は地元をお受けになるとはいっても、やっぱり離れたところで暮らしていて、戻ってきて受けるって、地元を愛する気持ちというのは感じられました。やっぱり簡単ではなかったですよね、志望動機はね。
矢野:そうですね。やっぱり「地元が好き」というだけでは志望動機は作れないので
安達:矢野さんの場合はちょっと他の方と違うんですよね、志望動機の原点が。さっき九州の方にいらっしゃったとお話ししましたけれど、地元から離れて就職で違う土地に行って、そこで行政のことを考えるようになったじゃないですか。
矢野:そうですね。
安達:だから逆に行った場所がすごくいいところというか、ある意味行政がいろいろやっている、福岡は先進的に取り組んでいる市でしたし、そこでいい刺激を受けたという感じがしますよね。
矢野:そうですね。本当に福岡市は非常に暮らしやすくて、市長の方も先進的な取り組みをやっていて、そこで行政に興味を持つきっかけになったので、そこがきっかけかなと思います。
応募先のリサーチについて
安達:案外そうやって市長さんが書いたものまで読んだりとか、そういうリサーチしてる方は実は少ないんですね。
矢野:そうなんですね。
安達:だいたいホームページみてやってるような気持ちになっちゃう方が多いんです。だからその点、矢野さんのやり方というのは、もちろんすべての市長さんが本を書いているわけではないんですけども、でもいろいろと調べようという気持ちがあるから本を出していることもわかるわけじゃないですか。
矢野:そうですね。
安達:だからそういう情報収集の仕方であるとか、そういうものを見つけた時に、ちゃんと自分が読むという行為をきっちりとしているところは非常に素晴らしいなと思いました。
矢野:ありがとうございます。
安達:短い時間で対策をしていますけれども、ポイントを外さないでやってるなというところは、他の方にも見習ってほしいなと思います。
矢野:よかったです。
面接に対しての悩みは?
安達:退職理由とか志望動機、そのほかの悩みって何かありました?
矢野:面接をした経験が、新卒の時の採用面接の経験しかなかったので、実際に人事の立場から見た自分というか、どういう印象を与えるのかというのを今まで全く知らなかったので、そこが不安でもありました。
安達:そうですか。たぶん一般的には矢野さんは面接は下手なタイプではなくて、むしろ受けがいいタイプです。たぶん新卒の時も面接の評価は高かったんじゃないかと思います。ちゃんとコミュニケーションが、会話ができる。 当たり前なのかもしれませんが、面接ではなかなかそこができなくなっちゃう方が多いし、自分のことを自分の言葉で話せるというのもすごく好感が持てるところだったので、たぶん矢野さんが心配している程ではなかったと思うんですけど。
矢野:ありがとうございます。
いくらそういった部分の基礎力があっても。今までバリバリの営業マンの方とかいっぱいいらっしゃったんですけど、面接はやっぱり別だっておっしゃる方がほとんどでした。
安達:お客さまと話すのはいくらでも話せるんだけど、自分のこととか自分の考えを面接官の前で適切に話すっていうのは、やっぱり準備しないと、その場で考えてっていうのはできませんと言っていました。
矢野:確かに。想定問答の準備は本当に役に立ったと思いました。
安達:そうですか、よかったです。基本的な力がお持ちで対策やったから、こんなに短くてもスムーズにできたのかなとは思うんですけど、面接対策のところで少しお聞きしたいんですが、サポートに入られて想定問答を自分で回答を作られて、いざ回答しようと思うと難しいところってありましたか?
矢野:先ほども申し上げましたが、志望動機のところが、あと退職理由の所です。いざ文章にしてみると「これで正しいのかな」という心配がありました。
安達:もしかしたら地雷を踏んでいるんじゃないか?とかそういう心配?
矢野:そうですね。
安達:なるほど。短所は結構難しいかもしれないですね。短所って、うっかりすると大きな火傷を負う短所を言ってしまう場合があるんですね。あまりに素直に正直に書きすぎて。 「それはちょっと公務員になるには向かないだろう」という短所を書いてしまうことがありますので、そういったところが書きながら「本当にこれでいいのかな」と心配になってということですね。
矢野:そうですね。
応募先のリサーチで工夫した点は?
安達:応募先のリサーチは先ほど本の話をしましたけれど、それ以外には何かご自分で工夫してやったことはありますか?
矢野:私は「自分自身の目で見て、聞いて」というのを意識していたので、実際に市の職員の方にアポイントを取ってお話を聞いたり、あとは区役所に行って働いてる人たちの様子を見たりですとか、それで足を動かすというのを意識していました。
安達:なるほど。それはベストなやり方だと思うんですよね。案外ホームページを見て終わってしまうという方が多くてですね、矢野さんは地元であってもそこまでやっているわけじゃないですか。
矢野:そうですね、自分ができることは徹底的にやろうという気持ちでやっていました。
安達:断られても、別にどうってことないですからね。
矢野:そうですね、はい。
安達:実際に電話したらちゃんとお話しする機会を得られたんですよね?
矢野:はい、すごく丁寧に対応してくださいました。
安達:やっぱりそれ、大きかったですか?面接に行く前に話が聞けたっていうところは。
矢野:かなり大きかったと思います。やっぱり自信にもなりましたし、その仕事への理解も深まったっていうのもあるので。ダブルでいいところがあったかなと思います。
模擬面接について
で、最後模擬面接をお受けいただいたんですけれども、わたくしの模擬面接以外は、どこか例えばジョブカフェとか、何か他にも面接ってやってみました?
安達:そうですか、では、あの一回だけだったんですね。
矢野:そうですね。
安達:1回でも2時間ありましたので、結構ちゃんとやれたかなとは思いますけれども、やっぱり模擬面接やったら自分が思ったことを実際に話すというのは難しい部分もありました?
矢野:そうですね、やっぱり考えてない部分も質問されることがあったので、それをその場で対応していくという難しさもありましたし、実際に話してみると文章で書いたのとちょっと言い回しが変わってしまったりもするので、そこは気を付けなければならないのかなと思いました。
安達:文章で書くのと話し言葉は、やはり少し違いますよね。
矢野:そうですね。
安達:なるほど。確かに、もちろん面接を何回もしたわけでもないし、公務員の面接は初めてでしたから、最初から上手というわけにはいかなかったんですけれど、ただやっているうちにしっかりと自分の考えをちゃんと組み立てて話すということは、短時間でもすごく、上達していたので、矢野さんはすごく勘がいい方だなというのはありました。
矢野:ありがとうございます。
安達:想定問答だとか、リサーチだとか、その前の段階のところをしっかりとやっていたからだと思いますよ。
矢野:本当ですか?よかったです。
安達:それがなく模擬面接をやっても、ああは出来ない。 その場で考えてやってるとなるといくら私が質問しても適切な答えが出てこないから、その場でいっぱい直さなきゃいけない。
矢野:はい。
安達:その点、事前の準備というのがちゃんとできていたから模擬面接がすごく有効に、効果があったかなと思います。
矢野:確かに自分の中で、土台的なものは確立してから模擬面接に臨むことができたのかなというのは思ってましたので、そこが活かされたかとは思います。
やっぱり面接対策って模擬面接をすればOKじゃないかと思っている方たくさんいらっしゃるんです。
一度面接で失敗した方は、事前にやっておかないと本番の面接で全然思ったようにしゃべれないとか、あとはそもそも考えてもいなかったことを質問されて、そこで頭が真っ白になっちゃう方とかいらっしゃるんですけど、想定問答をやっておくと、実際の面接は結構カバーできるところは多いですよね?
本番の面接について
安達:そうですか。じゃあ本番のお話を少しお伺いしたいんですが、割と大きな会議室に一人ポツンと座るというスタイルですよね?
矢野:そうですね。椅子が部屋のど真ん中においてあって、そこに座るといったスタイルでした。
安達:はい。面接官の方は何人でした?
矢野:3名でした。
安達:3名の方は優しかったですか?それともちょっと怖い人とかいました?
矢野:いや、基本的に3名とも皆さん優しい印象でした。
安達:そうですか。じゃあ矢野さんも話しやすかったですね。
矢野:そうですね、はい。
安達:そうですか。先ほど想定問答やっておいたので、わりとそれに関する、似たような質問が多かったというお話がありましたけど、想定問答の中にも「動物に例えると何ですか」というのがありますけど、あれに似たような、変わった質問はなかったんですか?
矢野:そうですね。ああいう感じのはなかったですね。
安達:そうですか。じゃあよかったですね。「漢字一文字でなんですか」とかね、「色に例えると何ですか」とか言われて、非常に困りましたとか聞くんですけど、じゃあ矢野さんの場合にはそういうのはなかった、オーソドックスな面接ということですね。
矢野:はい。
安達:じゃあ本番が終わった段階で、矢野さん、自分の合格ってある程度確信しましたか?
矢野:うまくできたなという自信はあったんですけど、やっぱり合格発表が近づくにつれて「本当に大丈夫だったのか?」という不安はどんどんどんどん大きくなって、ちょっと不安ではありました。
安達:矢野さんでも不安になるんですね。
矢野:そうですね。
安達:私の所にも面接終わった後、大概「うまくいきませんでした」というような報告のほうが圧倒的です。
矢野:そうなんですね。
安達:「うまくいきました」っていう連絡をくれる人は滅多にいなくてですね、みんな不安で「あまり笑ってくれなかったんですけど」とか。
矢野:そうなんですね。私も非常に、合格発表が近づくにつれて「やっぱりダメだったんじゃないか」と思うことが多くなって。
安達:じゃあこれでもう、活動終わりで、秋からの採用ということですから、もうすぐですね。
矢野:あと1か月とちょっとすね。
安達:初心を忘れずに、ぜひ素晴らしい職員になっていただきたいと、心から願っております。
矢野:ありがとうございます。
これから受験される方へのメッセージ
安達:どうもありがとうございました。
矢野:ありがとうございました。
安達:矢野さんのように、効率的な短期での集中した対策というのは、すごくお手本になると思うんですね。特に退職して頑張っている方って、長時間かけて転職というよりは、無職の時間を短くしたいじゃないですか。
矢野:そうですね。
安達:だから効率的なやり方をするという意味でも、こういうサポートをうまく使っていただけたらなという風に私も思います。で、矢野さんたぶんですね、今まで直前対策する方、いらっしゃるんですけれども、もしかしたらその中でも最短かもしれない。2週間きってましたから。
矢野:本当ですか。
安達:たぶん最短だと思います。もう1週間くらい長い人はいるんですよ。もう1週間くらい長いとか、1か月くらいとかいう方は結構いらっしゃるんですけど、2週間無い方は最短かな?
矢野:そうしたらギリギリセーフでしたね。
安達:はい。それだけ集中力とやり方が素晴らしいなと思いましたので。
矢野:ありがとうございます。
安達:じゃあ矢野さん、本当にこれからお元気で頑張ってください。またいつか、機会に、どうやって過ごしているか、ご報告をいただけることがあったらとても嬉しいと思います。
矢野:よろしくお願いします。
安達:どうもありがとうございました。
矢野:ありがとうございました。
面接対策は独学で対策出来ると思いますか?
筆記試験は、100%正しい答えがあるので、独学でも対策することは可能です。
しかしながら、面接試験には正しい答えが存在しません。
特に既卒、社会人、公務員から公務員への転職の場合、年齢、経験などが全く異なります。
面接官は、なぜ、あの質問をしたのか?
どのような回答を望んでいたのか?
どのような人材を求めているのか?
その答えは、どこにも記されていませんが、面接官が求めている回答をしない限り、公務員の面接試験に合格することはできないのです。
民間の面接と違って、公務員試験は、1年間勉強して、筆記試験に合格したとしても、実は、たったの20分程度の面接で不合格になってしまう世界です。
しかしながら、未だに、元気にハキハキ、しっかりと自分のことをアピールし、面接官に良い印象を与えることができれば、面接に合格できると信じている方がいます。
ハッキリ言って、公務員の面接試験は、それほど甘くありません。
インターネット上に溢れ返っている、曖昧な面接対策や、公務員面接試験に合格した方のアドバイスを信じて、対策をされている方もいますが、新卒ならまだしも、年齢、経験、希望する自治体、自治体が求めている人物など、すべてが違うにも関わらず、何を参考にしているのでしょうか。
あなたの一生を左右するかもしれない大事な面接対策を、正しいかどうかもわからない情報を信じて、対策しても良いのでしょうか。
ハッキリ言います。公務員の面接試験で確実に合格するためには、プロの面接官の指導による客観視が必要不可欠です。
公務員面接の達人は、元公務員面接官の目線で、あなたの年代、経験、受験先の自治体に合わせて、面接指導をすることで、確実に面接の合格率を上げることができます。
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特に、社会人、既卒の方は、新卒よりも面接のハードルが上がっているため、必ず対策しなければならないことがあります。