今日の合格者インタビューは、新卒のエイチさんです。
第一希望特別区で、先日、区の面接も突破して。合格は希望した区でしたね?
今日は、来年受験する新卒の方のために面接対策のヒントをいろいろいただきたいな、という風に思っています。よろしくお願いします。エイチさんのインタビュー動画は、こちらからご覧いただけます。
【合格者インタビュー】
安達瑠衣子:ですから、学内講座を受講してるっていう風にお聞きしました。
エイチさん:そうですね。学内講座で勉強してました。
安達瑠衣子:あと、面接対策は私どもの講座を利用していただいて、例えばよくあるんですけど、仕事センターで面接するとかそういうのはされました?
エイチさん:そうですね。何回か利用させていただきました。
安達瑠衣子:なるほど。分かりました。そして、今お話した様に、第一希望は特別区で希望区に合格。民間の就活はされてなかったですよね?
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:もうずっと公務員1本ですか?
エイチさん:そうですね、ずっと公務員1本でやってました。
新卒が面接を突破するための課題
では、新卒の方が面接を突破するための課題ですが、エイチさんは、「ここが問題だ」という大きな課題が、実は無い方だったんですよね。
コミュニケーション能力がなくて人と話すのが苦手だとか、いわゆるサークルもアルバイトもボランティアも何にもしてなくて勉強だけしてたとか、そういう方じゃなかったので、その点ではしっかりガクチカ(考えと行動を洗い出す)もありましたよね。自分ではあんまりそう思ってません?笑
安達瑠衣子:そうですか、はい。ですからここちょっと新卒の方の課題ということでお話ししますと、今言った様に、よく言われるガクチカ。学生時代に頑張ったことですね。
ここをちゃんと洗い出す。まあ、されてるようなんですけれども、よくよく拝見すると結構ボロボロだったりとか、あと、要はその経験から何を学んだかとかの概念化。ここがね、力が弱い方がやっぱり新卒の方は多いですね。
社会人でも、ここを上手く出来ない人がいるので、学生の方が上手にできなくてもなんら不思議はないんですが、面接の時には、やっぱりじゃあ経験したことをどうやって活かせるのかっていう風に、(面接官に)想像させなきゃいけないんで、そこはちょっと足りないときついかなと思います。
あと、自分らしさとか自分のこだわりですね。志望動機とかやりたい仕事とかいろいろお話する時に、よくあるネットに書かれているキレイな志望動機とかを言ってもですね、「それ本当に思ってるの?」という感じを受ける方が多いですよね。でも、こういったところをしっかりやっておくと結果が随分違います。
あと、これはあの就活する過程ですね、働く意欲を増していくことっていうのが大事なんですね。これはもう、民間だろうが公務員だろうが、新卒の方はみんな一緒です。
やっぱりいろんな説明会へ行ったり、あと先輩と話したり、人事と話したり、色々リサーチする中で、具体的に働くことをイメージして、尚且つ「ここで自分がやっていきたい」「こういうことをやっていきたい」っていうその意欲、熱量を上げていくっていうことがすごく大事なんですね。それイコール、ポテンシャルなんですよ。
熱量もポテンシャルなので、そつなく事務的にやっているのは面接官からすると新卒の方に期待する熱量を感じないんですよね。エイチさんは、そういう意味ではその点も全く問題なかったですね。
エイチさん:そうだと思います。
安達瑠衣子:結構、熱量高い方ですよね?
エイチさん:そうですね、熱量は高かったかなと思います。
安達瑠衣子:そこね、すごく素晴らしいところだなって、私ずっと思ってました。ただ、エイチさんご自身では、これは課題だと思っているところがありましたよね?
エイチさん:そうですね。話し方の部分は、やはり面接をしたことがなかったこともあって、やっぱりそこが課題だなとは思ってました。
安達瑠衣子:接続詞とか、そういったところが適切かどうかが、ちょっと不安だっておっしゃってましたよね?
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:では、そういう課題もあり、具体的にどんな対策をしていったのかっていうお話を少しお聞きしたいと思います。
エイチさん:はい。
公務員面接の達人のサポートを受講した理由は?
面接対策ですが、もちろん新卒なので大学でもやってらっしゃるし、いろいろ使えるところもあると思うんですが、予備校に通ってらっしゃらずに、筆記の方は基本的に独学ですよね?
安達瑠衣子:それで、面接対策を私共のところで受けようと思った理由をちょっと教えてほしいんですけど。
エイチさん:そうですね。きっかけとしては、やはり自分が学内講座を受講していて、その学内講座というのが、面接の対策をあんまりしてくださらないっていうこともありましたし、やはり私自身が、新卒でなんとしても受かりたいっていう気持ちが強かったことが、安達先生のもとで受講しようと思ったきっかけの1つです。
安達瑠衣子:確実に合格したい?
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:その考え方は私はすごく賛成です。
エイチさん:ありがとうございます。
安達瑠衣子:何か目標達成しようっていった時に、それってやっぱり冷静に自分の状況を見て、「あ、ここ足りないな」とか、そこをちゃんと分析できるからやれることじゃないですか?
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:エイチさんね、さっきお話ししたように、こうやって聞いてらっしゃる方も分かると思うんですが、特別、コミュニケション能力に難があるとかではないし、第一印象にも問題ないし、それでも、やっぱり「もしかしたらここ不十分かな?」っていうところを、ちゃんと自分で見つけて対策を立てる。
目標達成に必要なやり方っていうのを、受験でもされているなっていうのが、すごく考え方として素晴らしいなと思います。
エイチさん:ありがとうございます。
想定問答について
安達瑠衣子:そうなんです。想定問答は、面接できれいなことを話すために作るのではなくて。あれを作る時にいろいろ考えますよね?
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:そこが大事なんですよね。
エイチさん:はい。
安達瑠衣子:はい。特に、行動だけじゃなく、どうしてそれをやったのかとか、そこの部分も洗い出さなきゃいけないじゃないですか?
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:そうすると、「自分の考えってこういう特徴があるな」とか、「ここ、こだわってるな」とか、もっと言うと「自分ってここ強いな」とかっていうのも明確になってきますよね。
エイチさん:そうですね。その通りです。
応募先のリサーチについて
安達瑠衣子:なるほどね。街歩きもされたんですね。
エイチさん:はい。
安達瑠衣子:(志望先は)住んでるところじゃなかったですもんね?
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:街歩きする時って、散歩とは違うじゃないですか?何か意識してたことってあります?
エイチさん:そうですね。歩いてみて、例えば、災害の際のその町ならではの課題であったりっていうのをちょっと意識してました。
安達瑠衣子:確かにね、災害対策とかを考えた時に、現地を全く知らなかったら机上の空論ですもんね。
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:なるほどね。そういうのを意識しながら街歩きされたんですね。
エイチさん:はい。
面接の練習について
安達瑠衣子:そうですか。じゃあ、結構、回数重ねましたね?
エイチさん:そうですね。多かったと思います。
安達瑠衣子:私と模擬面接やった時、もうね、完成度高かったですもんね。
エイチさん:そうですね。直前だったこともあって、完成には近づけたかなと思ってます。
安達瑠衣子:あとやっぱりね、「うまく話す」っていうところは、どうしてもみんな意識しがちなんですけれど、もっと大事なのは、面接官が何を言ってるかをきちんと聞いて、自分の考えとか思いをしっかり伝える。正解を話そうとすると、もうなんか「作ってきたなあ」って感じになっちゃうんですよ笑
でも、エイチさん自然ですよね。話し方がね。
エイチさん:そうですね。自然と言われることが多かったですね。
安達瑠衣子:何かね、「作ってきた」感がなかった。
エイチさん:本当ですか?
安達瑠衣子:いかにも面接用の話をしてますって感じじゃなくて、何か、自然体で「あ、本当にこの人はそういう風に思ってるんだな」って、素直に受け取れる、そういう内容だし、お話の仕方でしたね。
そこすごく良いところでしたから。だから、(エイチさんの)合格は私は疑ってなかったんですけどね。
エイチさん:ありがとうございます。
安達瑠衣子:大丈夫だと思ってました。もちろんね、志望動機だ、やりたい仕事だ、いろいろ想定問答をやりながらね、きちんと精査して、話すべきことっていうのは、ちゃんと適切に軸を決めて練習されてたので、効率的な対策の仕方ですね。
エイチさん:はい。
安達瑠衣子:分かりました。お友達と模擬面接されたということなんですが、ということはエイチさんも面接官をやった訳ですよね?
エイチさん:はい、何度もやりました。
安達瑠衣子:面接官をやると見方変わるでしょう?
エイチさん:変わりました。そうですね。
安達瑠衣子:自分が話すことばっかり考えているのと、いざ面接になると「あ、こういうところ面接官って気になるんだな」とか、「こんな風に見えるんだ」ということに気がつきますものね。
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:では、お友達のサポートとかも結構出来たんじゃないですか?
エイチさん:軽くだと思うんですけど、出来たのかなと思ってます。
本番面接について
安達瑠衣子:もちろんね、ちゃんと原稿を作って練習されましたけれど、実際、本番でどうだったか、その三分プレゼンの後の面接も含めて、覚えてること、印象に残っていることをお話していただけますか?
エイチさん:そうですね。まず、3分間プレゼンからなんですけど、3分間プレゼンも安達先生に添削をしていただいて、何度も練習を重ねて、何も見ずに本当にスラスラ言えるくらいには完璧に仕上げていたので、本番でも間違うことなく、3分ピッタリでほぼ終われたと思います。
安達瑠衣子:素晴らしい!
エイチさん:そうですね、その3分間プレゼンで流れに乗ったこともあって、基本的に質問される事っていうのは、想定問答で用意していたものがほとんどであって、最後、想定外のご質問もあったんですけど、そこも想定問答でいろいろと知識の幅を増やしていったこともあって、柔軟に対応することができたと思います。
安達瑠衣子:そうですか。では面接は手応えあったんですね? 結構、ご自身としてもね?
エイチさん:そうですね。手応えはありました。
安達瑠衣子:では「これ困っちゃった」っていう変な質問っていうのはありませんでした?
エイチさん:そうですね。(答えに)つまった質問は1回もなかったかなと思ってます。
安達瑠衣子:なるほど。じゃあ、すごく理想的な面接ができましたね?
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:面接官の印象、対応いかがでした?優しかった?
エイチさん:真ん中の進行役の方っていうのは、やはり年齢も一番上の方だったので、少し厳しい表情をされていた場面があったんですけど、サイドにいた方はどちらかというと若い方で、笑顔で対応してくださったので、やりやすかったのかなとは思ってます。
安達瑠衣子:そうでしたか。良かったですね。
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:圧迫って感じは全然なかったですね?
エイチさん:そうですね、全くなかったです。
安達瑠衣子:はい。それで、区面接いかがでした?
エイチさん:そうですね、区面接の方がどちらかというと、入った瞬間にピリッとした雰囲気がやはりあって、面接官の方も男性の方だったんですけど、にらみつけられるような、どちらかというとやりにくかったなっていう部分があるんですけど、質問内容自体も人事院の時とほとんど変わらない内容っていうのが多かったので、問題なくこなすことができたかなと思ってます。
安達瑠衣子:そうですね。人事院と違うのは、区面接だから区の志望動機だとか、そういうのはしっかり話さなきゃいけないですけれど、基本的に人間を見るという点では、同じ様な質問になっちゃいますよね。
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:リサーチしてたことって活きました?
エイチさん:そうですね。そういった質問もやはりあったので、リサーチした部分が活きたなという質問もありました。
安達瑠衣子:そうですか。良かったですね。
エイチさん:はい。
安達瑠衣子:厳しい方もいたとしても、しっかりとそれに答えられて、本当にベストな面接ですね。
エイチさん:そうですね。満足いく面接ができました。
安達瑠衣子:では、これから来春に向かって、英気を養って、素晴らしいスタートが切れますね?
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:はい。ありがとうございました。
これから受験される方へのメッセージ
最後に、この動画をご覧になる方は、新卒の方だと思うんですね。今年の受験も少し残ってますけれど、多くは来年に向けてっていう方が多いと思うので、エイチさんからですね、特に、『必ず一発で合格しましょう』っていう、そういう気持ちの方に向けてメッセージをお願いできたらと思います。
自分は、新卒で絶対に受かりたいっていう気持ちが強いです。ここ数年、公務員試験は人物重視になっていると思いましたので、確実に一発合格するためにも面接対策をしっかりと行うことにしました。
新卒の方っていうのはもちろん勉強っていうのも大事だと思うんですけど、自分は面接がすごく大切だなと思ったので、安達先生のもとで受講しようというふうに決めました。
自分は5月からこの面接対策っていうのを始めたんですけど、それよりも早くから始めることができれば、後々、余裕が出てくると思うので、そういった意味でも安達先生のもとで早くから面接対策を始めることができれば、より合格の可能性っていうのを上げることができると思います。
筆記試験の勉強だけじゃなく面接対策にも早いうちから力を入れていってほしいなと思ってます。
安達瑠衣子:はい。ありがとうございます。本当にそうですね。筆記が終わってから(面接)対策にいらっしゃる方、結構いるんですが、本当にいつもね、「もうちょっと前からやってたら、もう少しここまで出来てたのにな」とか、すごくね、私自身が悔しいなという思いをする時があります。やっぱり時間って有限なのでね。
エイチさん:はい。
安達瑠衣子:どうしても、例えば、全然自分と縁のない遠くを受けるとかっていった時に、行くことさえできないじゃないですか?面接の一週間前とかいったらね。
エイチさん:そうですね。
安達瑠衣子:だから、やっぱり本当だったらもっと前にね、さっき街歩きの話されてましたけど、せめて、行っててくれたらなぁとかって、本当に思うことがあるんですよ。だから今日、エイチさんのお話が皆さんの対策にヒントになると思いますので、頑張っていただきたいと思います。
安達瑠衣子:来春から、エイチさんだったら、エイチさんが考えてた理想の公務員になれると思いますので、ご活躍を期待していますね。
エイチさん:ありがとうございます。
安達瑠衣子:本当におめでとうございます。そして、ありがとうございました。
エイチさん:ありがとうございました。
安達瑠衣子:では、本日のインタビューはこれで終了させていただきます。
面接対策は独学で対策出来ると思いますか?
筆記試験は、100%正しい答えがあるので、独学でも対策することは可能です。
しかしながら、面接試験には正しい答えが存在しません。
特に既卒、社会人、公務員から公務員への転職の場合、年齢、経験などが全く異なります。
面接官は、なぜ、あの質問をしたのか?
どのような回答を望んでいたのか?
どのような人材を求めているのか?
その答えは、どこにも記されていませんが、面接官が求めている回答をしない限り、公務員の面接試験に合格することはできないのです。
民間の面接と違って、公務員試験は、1年間勉強して、筆記試験に合格したとしても、実は、たったの20分程度の面接で不合格になってしまう世界です。
しかしながら、未だに、元気にハキハキ、しっかりと自分のことをアピールし、面接官に良い印象を与えることができれば、面接に合格できると信じている方がいます。
ハッキリ言って、公務員の面接試験は、それほど甘くありません。
インターネット上に溢れ返っている、曖昧な面接対策や、公務員面接試験に合格した方のアドバイスを信じて、対策をされている方もいますが、新卒ならまだしも、年齢、経験、希望する自治体、自治体が求めている人物など、すべてが違うにも関わらず、何を参考にしているのでしょうか。
あなたの一生を左右するかもしれない大事な面接対策を、正しいかどうかもわからない情報を信じて、対策しても良いのでしょうか。
ハッキリ言います。公務員の面接試験で確実に合格するためには、プロの面接官の指導による客観視が必要不可欠です。
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