【公務員合格者インタビュー動画Vo.10】昨年の不合格の原因を分析&改善して特別区の経験者枠に合格!(上位合格)
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安達瑠依子
特別区1本で挑戦して、見事受験され合格された 三島さん(仮名)にインタビューさせていただきました。

三島
正直、昨年は、面接をなめていた部分があり、不合格になってしまったのですが、今年はお陰様で、昨年、不合格になった原因をしっかり分析し、改善できたお蔭で、合格することができました!
本当にありがとうございます。私の道のりが受講生の皆様への参考になれば幸いです。

安達瑠依子
三島さんは、自分の課題を真正面から受け止め、しっかりと改善されていたと思います。一番最初の面接や、いろいろお話しした時と、本番直近になった時と比べると、話し方も本当に変わったと思うんですよ。
随分、面接だけじゃなくって、日々の生活の中で改善されたんだなっていうのが実感できました。
昨年の不合格の原因をしっかりと解析して、合格された今回のお話は、とても参考になると思います。

三島
安達先生の指導のおかげで、昨年の面接の失敗を改善することができました。
また、日々の業務、今取り組んでいる新しい事業とかについても「ここは面接で話せるんじゃないか」という視点を持ちながら、自分で取り組むことができましたので、そのあたりのお話も参考になればうれしいです。

安達瑠依子
三島さんのインタビュー動画はこちらになります。

安達瑠依子
三島さんのインタビュー内容は、テキストでもご覧いただけます。
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【合格者インタビュー】

安達:三島さん、こんにちは。

三島:こんにちは。

安達:本日はありがとうございます。まず、おめでとうございます。

三島:ありがとうございます。

安達:特別区に合格されたんですけれども、三島さんは特別区一本でしたよね。

三島:はい、特別区一本で挑戦しました。

安達瑠依子
では、簡単に自己紹介をしていただきたいんですが、一応こちらにご年齢とか現職でお受けになったこと、それから昨年一回目の受験をされたこと、ちょっとポイントだけ書いておきましたけど、お願いしてもよろしいですか?

三島

はい。現職をもっていて29歳ということで今年2回目、特別区の経験者採用を受けさせてもらいました。

去年も面接まではすすめたんですけれど、どうしても現職ということで面接というものを、言葉悪く言うとなめていた部分がちょっとあったのと、私自身、総務部に現在いて、面接官をやったりするので、どうしてもそこで面接を甘く見ていた部分があって、去年は不合格になってしまった経緯があります。

現職も普通の企業と違って、非営利法人の団体職員に該当しますので、どうしても公務員に魅力を感じたりとか、行政の方と仕事をする機会も多いので、「公務員になりたい」という気持ちがどんどん大きくなって、あきらめきれず今年も受験したという感じです。

昨年、不合格になった原因とは

安達:三島さん、昨年の面接の報告をいただいたじゃないですか。

三島:はい。

安達:あといろいろ話してる中で、対策するにあたっての課題は大きく分けると2つあったかなと思うんですね。三島さん、ものすごく仕事で実績をお出しになっているので、エピソードもちゃんとありましたよね。

だけどさっき、ご自身が「なめていた」というのもあったかもしれないですが、話したいことがいっぱいありすぎて、長くて理屈っぽくなるということが一つと、退職理由とか軸となる想定問答が明確にきちんと整理されていなかったので、たぶん昨年はダメだったのかなと思いました。

安達瑠依子

だから非常に惜しかったと思うんですよね。しっかりされていたら昨年既に合格されていたかなというのが、私が初めて三島さんからいろいろお聞きした時に感じたことです。

で、今年に関していうと、そういった課題はしっかりクリアされていたと思うんですが、やっぱり今これをお聞きになっている方の参考にしたいので、どういう風に、筆記も含めて対策を立てていたのかというのを、まずスケジュール感から教えていただけますか?

三島
そうですね、スケジュール感としては、私は現職が公務員と同じ文書主義の職場なので、正直論文に関してはそんなに苦手意識は持っていなくて、どちらかというと論文を書くのは好きだったのです。
そこについてはあまり不安は持ってなかったんですけれども、当時試験が終わった後に安達先生の方に連絡しましたけども、どうしても私は教養の方が苦手な部分がありましたので、教養については去年不合格の通知を受けてから、毎日参考書を数ページずつ進めていく形で、足切りにならない程度に頑張るという形で、筆記の方は進めていました。

面接の方につきましては、まず去年落ちていますので、「何がダメだったか」を先生と一緒に、去年の面接の再現を見ながら進めていく中で、どうしても自分の課題というのが話過ぎてしまうことだったりとか、「あれもいいたい、これもいいたい」「ここまで言わないと相手も理解してくれないんじゃないか」と不安に感じることもあって、話が長くなる。

その中で去年の面接を思い出したときに、私の話している内容を聞いている相手の顔がどんどん暗くなっていくというか、「話が長いなー」みたいなのが伝わってくる感じがあったので、まずはそこから見直しを進めてきたというのが、大きい課題を解決するうえでやってきたことですね。

その他は「話が長い」というのは先生からも指摘を受けて自分でも理解ができていたので、常に、現職で仕事をするときとか、いろんな会議とか発言するときには、そこを意識しながら、常に現職での仕事の場を面接の練習みたいな形で使いながら、自分の話を進めていくことを意識して、日々進めていました。

安達瑠依子
なるほど。自分の課題を真正面から「日々改善する」っていうは簡単ですけど、なかなか実行できないですよね。三島さんと一番最初に面接したり、いろいろお話しした時と、本番直近になった時と比べると、三島さん、話し方本当に変わったと思うんですよ。
随分と、日々、面接だけじゃなくって、生活の中で改善されたんだなっていうのが実感できました。

そこは素晴らしいと思います。三島さんは話しすぎるということだったんですけれども、話し方に問題がある方は実はとても多いんですよ。ですから課題が明確になったら、そうやってコツコツ修正していく、改善していくということは絶対必要ですね。あと、入職してからもお話しする機会、すごく多いですからね。

この機会にそういった点を改善されると、実は面接対策ということじゃなくて、社会人としてずっと役に立つことだと思います。あと確か3月くらいには想定問答、ほぼ終わらせて完成させていましたよね。すごく早かったと覚えております。早いだけじゃなくて、中身をしっかりと書かれていました。

想定問答を1回出してもらった後にZOOMでいろいろお話をするんですが、そのときに引き出さなきゃいけないという方がほとんどなんですね。書かれていなくて。たまに2行くらいしか書いてない方がいらっしゃって。

三島さんは「これでもか!」というくらいしっかり長く書いてくださって。ただね、いいんですよ。一番最初はああやって洗い出して、しっかり出す。そのあとなんです。じゃあ面接で言うのにはどのくらい短くしなきゃいけないか、どれをポイントに話すか。(皆さんにも見習って欲しい点)

当然面接カードだって字数制限があるからそんなに書けないじゃないですか。だけど、もともと書いてないものを膨らませて書くというのは厳しいですよね。しっかりと書かれているから、ちゃんと適切な長さに後で出来るのだと私は思います。

三島
この講座を受講して想定問答を見たときにざっと質問の内容みて、こういうことをこれからまとめていかないといけないんだということを自分の中で一回理解して、それから日々の業務、今取り組んでいる新しい事業とかについても「ここは面接で話せるんじゃないか」という視点を持ちながら、自分で取り組んできたと思うので。

安達:なるほど。それは大きいですね。

三島:ネタ探しをしながらじゃないですけど、例えばある経験をしたら「これは公務員でも活かせるかもしれない」というのを考えながらやれば、どうしても話したいことが増えてきちゃうというのが。

安達:それはとても素晴らしいやり方だと思います。三島さんは現職でガッツリ成果が出てるし、仕事に取り組んでいらっしゃるので、そうやってネタがどんどん増えていったと思うんですが、むしろネタがないという方のほうが多いんですよ。ネタがないと書きようがないじゃないですか。だから私はこのサポートは直前ではなくできるだけ早く入っていただきたいっていうのは、そのことを早く伝えたいんですよね。

想定問答をやると自分が案外書けるものがないということに気が付くことが多いんですよ。よくあるのは、「チームで頑張ったこと」といわれても「ありません」というかたいらっしゃるんです。あと失敗した事と質問しても、「メールのあて名を間違えたこと」くらいですとか。(失敗をしない完璧な人はいない。洗い出しが出来ていない)

面接で言えないじゃないですか。だから別にわざわざ失敗する必要はないですけど、早く自分の状況を把握しないと改善もできないし。そうやってお仕事の中で意識してやっていくのは面接対策としてはパーフェクトのやり方だと思います。

三島:ありがとうございます。

応募先のリサーチについて

安達瑠依子
あと三島さん、応募先のリサーチとかですね、あとよく聞かれるんですが「ボランティアやったことありますか?」とか、なかなか現職の方だとその辺は時間的な問題があって厳しいですよね。でも三島さんは、時間をやりくりしていろいろされていたかと思うので、どんなことをされていたのかちょっと教えていただけますか?

三島
まず応募先のリサーチについては、もともと私が特別区にすごい愛着を持っていたので、そういう情報に触れるというのもすごい好きだったんですけれども、特別区を受けるうえで特化したものとしては、特別区の職員が入職してから購入するハンドブック、特別区職員ハンドブックという分厚い書籍があるんですけど、それは去年も今年も1冊まるまる読み込むようにして、それを読めば1区だけに限らず23区全体が何をしているかが掴みやすいので、それを必ず読むようにはしていました。

もう一つ特別区らしいものとしては、新聞をいろんな受験生の方は読んでいると思うんですけど、特に特別区とか都庁を受ける人は東京新聞を読むことで23区の取り組みが一気に毎年出されるので、その中から好きなイベントだったり興味があるイベントをピックアップして、私も現職なので土日に開催されるものについては積極的に参加をして、区の職員とかに話を聞いてもいいですし、働いている実際の動きだったりとか、実際に司会をやっている方の話し方を、私は結構細かく観察していました。

安達:なるほど。まずハンドブックなんですけど、それって一般の書籍屋さんで、書店で売ってますか?

三島:東京だとなんだっけ、東京駅の大きな本屋さん、

安達:あー、駅のとこところにありますね。

三島:そうですね。あそこにしか置いてないです。

安達:そうなんですね。じゃあでもネットで調べればどこで売ってるかはわかりますよね。

三島:八重洲ブックセンターか、特別区協議会に直接連絡くださいという感じになっているので。

安達瑠依子
なるほど。たぶんそれ知らない方、多いと思います。申し訳ありません。私も初めて聞きました。

三島
特別区を受けられる方、絶対に読んだ方がいいと思います。

安達:私もちょっと購入して読もうというように思いました。それすごくいいですね。現職の方が読んでいるものですからね。

三島:そうですね。現象の方が教科書として使っているテキストらしいので。

安達:それは素晴らしいな。なるほど。あと新聞。私は誰にでも新聞を読めというっているんですが、ほとんどの方が残念ながら読んでいないんですよ。じゃあ特別区に関していうと東京新聞ですね。

三島:そうですね。

安達:それぞれ自治体受ける方、地域によって地元の一番有力な新聞ってありますもんね。地域の情報がいっぱい載っていますから、そういったものをちゃんと購読するということは必要なことですね。

三島:はい。

職員の方との会話について

安達:正直言って社会人になったら私は新聞は読んでいてほしいと思うんですが、せめて受験の時くらいは購入していただきたいなと私も思います。あとイベントとか出られて職員の方とお話しされたりとか、ご自分から声かけていったわけですね。

三島:はい。

安達瑠依子
どうですか。躊躇する方が多いと思うんですよ。なんとなく「話しかけていいのかな?」とか「話して嫌がられたらどうしよう」とか思っちゃう方が多いと思うんですが、躊躇する必要はないですよね?

三島
そうですね。去年も特別区の説明会に出たときも自分から話しかけに言ったんですけど、意外とあっちの方も「ああ、来年受験されるんですね」から始まって、採用の区分、1類なのか経験者なのかというお話から始まるんですけど、いわゆる世間一般的に、公務員に対して安定してるから公務員を選んだみたいなのがあると思うんですけど。
実際、現職の人と話すと、それこそ「児相の設置に向けてすごい意欲的に頑張っているんです」っていう話を聞いたりすると、「安定しているから公務員を選びました」という人は限りなく少ないんじゃないかと思っていて、何かしら熱意があって解決したいこと、それこそ地元への愛着でもいいとは思うんですけど、志を持って入っている職員の方って必ずたくさんいると思うので、そういう人たちに話を聞けるのは大きいと思います。

安達:モチベーション上がりますね、そういった方とお話しするとね。別の方なんですけど、ある市に受かった方が、やっぱりそういうイベントとかで会った職員の方に、その市の採用が決まって、人事の方に呼ばれて面談するじゃないですか。その帰りにイベントで会った部署の職員の方に挨拶に行ったそうです。

そうしたらちゃんと覚えていて、会った途端に「合格おめでとう」と言われたそうなんです。「どうして知っているんだろう?」と思ったらしいですけど、そういわれて。あとメールももらったっておっしゃってました。

だからそういう職員とお話しすると仕事のイメージもわきますし、気持ち的に「応援されている」とかそういった自信に繋がっていきますよね。職員の方とちゃんとお話ができるとね。ぜひ三島さんを見習って、このインタビュー動画を見ている方も一歩勇気を出してっていうことをやっていただきないなと思いました。

ボランティア活動について

安達:私が三島さんのいろいろなお話を聞いて良いと思ったのは、前にも言ったんですけど、今年はすごく災害が多かったじゃないですか。台風が来るとなった時に、三島さんはボランティアがどうだということではなく、ご自分の家でできることとして、側溝の掃除(家の周りの)でしたっけ?

三島:はい

安達瑠依子
側溝の掃除をされたと聞いて、これは公務員に合格するためにやったわけじゃないと思うんですけど、そういった日々の生活の中で地域で活動するということを自分からやっている姿が、私はすごく素晴らしいと思ったんですね。公務員を受ける方は地域コミュニティのことを言う方、すごく多いんですよ。

それが大切だ、その通りじゃないですか。でも、、自分は参加していないという方多いんですね。何もしていない。でも自分が何も参加していないのに、地域コミュニティを活性化しようと言うのは、よくよく考えるとちょっとおかしいですよね。

何かすごいことをやるんじゃなくて、そういった日々の生活の中で、地域の、周りの方とご近所の方とそういうことを、一緒に行動できるというのは、三島さんは公務員の資質があるんだなと感じたところなんです。だって別に三島さんは面接のためにやったわけじゃないですものね。

三島
そうですね。その取り組みをしたのは、現職が保障関係というところがあるので、自然災害の情報に敏感という部分と、それこそ先生がおっしゃったように、地域コミュニティの大切さは特別区職員のハンドブックにも書いてあるんですけど、コミュニティを作るのがどれだけ難しいことかっていうのを自分で経験したかったというのもあって。どれだけ朝「おはようございます」って話をする、お隣さんに声をかけて協力してもらうことの難しさっていうんですかね。

これから自分が公務員を目指すうえで、知っておかなきゃいけないという気持ちもあったので、勇気を出して取り組んでみました。

安達:本当にその通りだと思います。ある程度の年齢になると、長くから住んでいるということで自然に知っていたりするじゃないですか。でも特に20代の方って、近所との接点って自分から作っていかないと、ほぼほぼないですよね。必要を感じないから、ほとんど。

ですから行政受ける方は、そういったことも自分が体験するっていうことは必要だなっていうのを三島さんのお話を聞いて、皆さんにも勧めたいなと思ったところです。

面接で一番苦労したことは?

安達瑠依子
三島さんはさっき「課題は何か」というお話をしましたけれども、面接対策の中で一番苦労したのはどこでした?

三島
一番苦労したこと、そうですね。自分が公務員を目指す中で、それこそ行政の人とか中央の人とかと話して公務員に憧れた気持ちは確かにそうなんですけど、それこそ先生にも言われた通り、現職6年目に入って役職もついて家族もいて、そのような環境の中で「どうして現職を辞めたいの?」という部分、ここがやっぱり、家族いるいないは別として、長く続けてきたことを辞めてまでも公務員になりたいっていうのは、相手を納得させるのは意外と一番難しい質問だったかなという感じはしましたね。

安達:そこが新卒で受験するところと大きく違うところですよね。

三島:はい。

安達:新卒の就活は初めて社会に出るんですから、どこを選ぶにしても志望動機だけ作ればいいじゃないですか。でも現職の方、辞めちゃった方もそうなんですけど、「なぜ退職するのか」「なぜ現職の仕事がありながら公務員にそこまで真剣に考えたのか」というところは必要ですよね。そこは実は志望動機以上に大切だったりもすると思います。

三島:最初に先生に言われた一言でよく覚えているのが、朝起きて「あ、俺公務員になりたい」って思うわけないでしょ?って言われた言葉がすごく印象に残っていて

安達:そうですね(笑)。

三島:確かに今までの取り組みを遡っていくと、どこかに転機があったじゃないですけど、そういうのを見つけられるか、も結構大きいと思いますね。

安達:さっきおっしゃった「安定云々」という話があったじゃないですか。条件で職場を選ぶと、実はきっかけがないんですよね。比較検討した結果「公務員が一番条件がいいや」と選んだ方は、きっかけとは関係ないですからね。そこが難しいところですね。

でも現職でしている方って、公務員受験っていわゆる一般の民間企業の求人に応募するのと違ってハードルが高いですよね。勉強しなきゃいけないですし。だから生半可には受験しようとは思わないですよね。

実際の面接について

安達瑠依子
だからどこかの時点で「本気でやろう」と思った時があるはずなので、そこを思い出して欲しい。しかし、それをストレートに伝えられない時もあると思いますよ。それを面接で「どこまで話すか」「どういう表現をするか」というところは苦労の種だなって私も思います。
三島さん、いろいろな対策を取られてきて、実際の本番の面接がどんな感じだったか、感想も含めて、こういう質問は想定外だったとか、もしくは想定通りだったのか教えていただけますか?

三島
そうですね。面接の雰囲気は去年と引き続き、特別区はどちらかというと圧迫面接が多いと聞いていたんですけど、幸い去年今年と、和やかな感じで進んでいく面接という感じの印象を受けました。
去年は準備不足だったのか、去年突っ込まれなかったことも結構今年は突っ込まれていて、具体的には「あなたが特別区を選んだ理由というのは、都庁ではどうして達成できないのですか?」という質問だったり。

去年は一切そういう質問がなかったので。やっぱり出だしの段階で「この人は違うな」と判断を下されちゃったのかな?という印象があったのと、どちらかというと3名の面接官も皆さん切り口が違う形で、いろんな質問をしてくる方がいて、特に2人目の面接官は印象に残っているのが「今回の台風の件について、何か行政に批判するとしたら、何を批判しますか?」これについては、批判という言葉を聞いた時びっくりしちゃったんですけど、そこについては今回の特別区の取り組みの課題とか、自分が思う大切なポイントとかを話して、進めていけたという感じがしました。

最後の、いちばん時間がかかった長めの面接官の方では、私の今までの取り組みというか、私という人を知ってもらうような質問が多くて、一番うれしかったのが「去年も特別区を受けたんですか?」という質問の流れから最後に、「経験者採用という難しい試験で2年連続面接の場にいるあなたの姿を見れば、公務員になりたいというあなたの熱意は十分こちらに伝わっています」と言葉をもらった時は、すごい嬉しかったというか、最後だったんで安心しちゃったんですけど、すごく印象に残っています。

面接の手ごたえは?

安達:三島さんの本気がちゃんと伝わってますね。行政に対して批判云々という質問がありましたけど、そういう質問がきてちゃんとそれに答えられたというのは素晴らしいと思います。時々、言われないのに批判する人がいて、それはNGですけど、そうやって「変えた方がいいところはどこですか?」とか「問題点はどこですか」とか、今まだ公務員ではないので、一市民としての視点として、どういう風に見ているかというのは、面接官がみているところなんですね。

特に民間からいらっしゃっている方ですから、今いる職員と全く同じ視点だったらメリットがないですよね。一市民として生活していたからこそ感じていたことを、今度は行政で活かしてくださるのを一番願っていることなので。

そういう質問がきたってことは、やっぱり面接の中で三島さんに期待したんだと思います。なるほど。じゃあちょっと突っ込まれて大変ではありましたけど、ある意味充実した面接内容ですね。

三島:そうですね。すごく自分の中では、自分が想定した流れ通りにしっかり運べたかなという感じがしましたね。

安達瑠依子
じゃあ面接終わったときにかなり手ごたえ感じましたよね。

三島
そうですね。これで落ちたら単純に私のことが嫌いなんだろうな、と納得できるくらいの出来だったとは思いますね。

安達:そこまでやりきって合格されたので、本当に素晴らしいと思います。

三島:ありがとうございます。

これから受験する方へのメッセージ

安達瑠依子
では最後に、これから受験する方、特に同じように現職で忙しい中で頑張っていらっしゃる方は多いので、三島さんからメッセージをお願いできたらなと思います。

三島

現職をもっていらっしゃる方は、現職は忙しいので受験の勉強を取る機会がなかなか取れないと思うんですけど、特に経験者採用の勉強の方法って、私個人としては毎日の自分の現職の仕事に、まじめに真正面からぶつかっていって何かを得ていくというのが勉強だと思うので、確かに筆記とか難しい部分もありますけど、毎日の仕事に全力で取り組むことで、面接とかに結び付けていけることも私はあると思います。

あとは、特にこれから対策を進めていく中で、私も先生に言われて非常に印象に残っているのが「自分の受験をする上でのライバルは、ほかの受験生ではなくて現在面接官の下にいる同年代の職員」。だから行政で働いている方々を意識して取り組んでいました。

中でも先生もよく仰られている受け答えについては、自分の年齢相当のものを準備して取り組むというのが確かに大きいものだと思っていて、いいことばかり並べて合格できるんだったら新卒枠と何も変わらないと思いますので、社会人としての覚悟とか学んできたこと、ものの考え方っていうのは、大切にしていけば、必ず合格がつかめるんじゃないかなと私は思います。

安達:三島さん、本当にありがとうございました。三島さんのこのメッセージで「頑張ろう!」って思う方、きっと増えると思いますので、いずれ三島さんは面接する側に、やがて回るんじゃないかなと思っています。どうかお身体に気をつけて活躍をしていただきたいと思います。本日は本当にどうもありがとうございました。

三島:ありがとうございました。

安達:ではインタビューはこれで終了させていただきます。

三島:はい、ありがとうございました。

面接対策は独学で対策出来ると思いますか?

筆記試験は、100%正しい答えがあるので、独学でも対策することは可能です。

しかしながら、面接試験には正しい答えが存在しません。

特に既卒、社会人、公務員から公務員への転職の場合、年齢、経験などが全く異なります。

面接官は、なぜ、あの質問をしたのか?

どのような回答を望んでいたのか?

どのような人材を求めているのか?

その答えは、どこにも記されていませんが、面接官が求めている回答をしない限り、公務員の面接試験に合格することはできないのです。

民間の面接と違って、公務員試験は、1年間勉強して、筆記試験に合格したとしても、実は、たったの20分程度の面接で不合格になってしまう世界です。

しかしながら、未だに、元気にハキハキ、しっかりと自分のことをアピールし、面接官に良い印象を与えることができれば、面接に合格できると信じている方がいます。

ハッキリ言って、公務員の面接試験は、それほど甘くありません。

インターネット上に溢れ返っている、曖昧な面接対策や、公務員面接試験に合格した方のアドバイスを信じて、対策をされている方もいますが、新卒ならまだしも、年齢、経験、希望する自治体、自治体が求めている人物など、すべてが違うにも関わらず、何を参考にしているのでしょうか。

あなたの一生を左右するかもしれない大事な面接対策を、正しいかどうかもわからない情報を信じて、対策しても良いのでしょうか。

ハッキリ言います。公務員の面接試験で確実に合格するためには、プロの面接官の指導による客観視が必要不可欠です。

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安達瑠依子
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安達瑠依子
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