ありがとうございます。本当に山内先生にはたくさんお世話になりました。ありがとうございます。
この記事の目次
合格者インタビュー
今日は合格者インタビューとしてSさんをお迎えしていろいろと聞いていきますのでよろしくお願いいたします。Sさんこんにちは。
山内:ご無沙汰しています。合格おめでとうございます。
S:ありがとうございます。本当に山内先生にはたくさんお世話になりました。ありがとうございます。
山内:いえいえ。私はSさんには本当に受かっていただきたいなと願っていまして、Sさんの合格を聞いたら自分のことのように嬉しくなりました。
S:ありがとうございます。
山内:ではインタビューを始めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
S:お願いいたします。
46歳という年齢で、今まではご主人の転勤や子育てでキャリアが断絶したりして、ずっと非正規雇用で働いていらっしゃったという方です。今年は家族も応援して「頑張れ」と言っていただいていたようです。そして市役所に合格されたということです。Sさん、何かこれに対して追加することとかありますか?
就職氷河期での受験について
また結婚後、転勤のある夫の仕事に家族も帯同しておりまして、4~5年のスパンでずっと異動をしていました。そうしたらどうしても正規雇用として働くことに非常に躊躇しましたので、非正規でやってきた。ただ今回、就職氷河期の採用を受験するにあたっては「こんな私でいいのだろうか」とすごく不安で、最初山内先生にも「大丈夫でしょうか」ということもご相談したと思います。
また異動があったこともあって、最初はすぐに職も見つかりませんでしたし、子供も小さかったので子育て期間も何年もあったんですね。ですので、本当に最初は不安だらけで、藁にもすがる思いで山内先生にご相談したのを覚えています。
山内:そうでしたね。それでもほかにも同じ年齢の方が合格していらっしゃったので、私は「大丈夫です」とお話ししたような気がします。
S:そうですね。
山内:では次の受験先が限られているというところについてはいかがですか?
S:正直就職氷河期の採用というのは、49歳までのところもありますし、45歳までのところもあります。先ほどもありましたように、私は46歳ですので、1,2歳若ければもっと選択肢は広がったのにな、、、というような思いがすごくあって、なかなか私の近辺では受験先が本当に限られていたので、これも山内先生に「受けるところがほとんどないのではないか」と最初にご相談させていただいたと思うんですね。
山内:確かにそうでしたね。でもSさん、いろんなところを率先して探されていましたよね。
S:そうですね。山内先生には本当に恥ずかしながら「ここの自治体、ちょっと遠いんだよな」とか自分の変な条件までご相談しながら、でも受験先もリサーチしながら、結局はそのあと絞り込んで決めていったところですけれども、非常に苦労しました。
山内:でもそれなりにいくつかあって、よかったですね。
S:そうですね。それは本当に辛かったです。
面接対策の想定問答について
自分では本当に意識せずともやっている行動を言語化する作業というのは、非常に私の中で苦戦しまして、山内先生にすごく助けていただいて「Sさん、こんな強みがあるんじゃないの?」とご指摘いただいたことで、自分でも少しずつ作り上げることができました。
2つめに苦戦したところ、苦労したところはリーダーシップのところです。私はずっと非正規できましたので、自分がリーダーというものを全く持っていない、そういうポジションでもなかったので、そんな経験もないと思っていました。
そんな時に山内先生からドラッカーの本を勧められまして、そこから「リーダーシップってこんなんなんだ」とか「リーダーシップ、私もこういうところでは取れてるかな」ということを、きちっと見つめなおすことができて、なんとか想定問答を作成したというところです。
山内:ありがとうございます。「もしドラ」ですね。
応募先のリサーチについて
まず1点目は自治体のHPを見て、そして自分がやりたい分野の関連施策や、そこでの取り組みをHPで検索しました。その中で市議会の議事録も、自分に関連するやりたいことのキーワードを入れて検索して「あ、課題ってこんなのなんだ」とか「今こんな進捗状況なんだ」ということを情報収集しました。
2つ目は地元の新聞の電子版を見たりとか、日経新聞でも情報を得たりとか、あとは自治体ワークスというHPだったり、自治体通信だったり。あと私は市町村での採用だったんですけれども「私の市を統括する広域自治体はどんな施策をしているのかな?」ということも調べたりしました。
そして3つ目は実際に、その市に行ってみるということをしました。市役所にも行ってみましたし「私のやりたいことの今の状況ってどんなんだろう」というので実際に現地に行ってみて「こんな感じなんだ」と肌で感じられたのはよかったと思いました。以上です。
山内:ありがとうございます。やっぱりいろいろと調べられましたね。
S:そうですね。結構調べた甲斐があって、実際の面接でも「そこまで調べてたんですね」とか「そういったこともお知りなんですね」と仰ってくださったので、調べて本当に良かったなと思いました。
山内:そうだったんですね。それは素晴らしいです。
S:ありがとうございます。よかったです。
面接の練習について
そうしたら山内先生が「皆さんがとっても面接練習を頑張っていらっしゃるんですよ。多分その面接練習の頑張りが合否に影響してると思います」と仰ってくださったので、それがずーっと頭に残っていたので、想定問答を作った後は面接練習にすごく取り組みました。
S:本当に私流ではあるんですけれども、まずは携帯の録音機能を使いまして、想定問答を一通り自分で録音しました。ただその時も何か不自然だったり「ちょっとおかしいな」とか「時間が長いな」と思った時には、随時止めて編集して巻き戻して、自分が納得いく想定問答の形を一通り作りました。これには納得がいく形を作るのにも2,3時間かかったと思います。
それをまた2,3日後に自分で聞いてみて、客観的に聞いてみておかしいと思ったら、そのあともまた「直して録音してチェックして」というのを2,3回繰り返しました。
そのうちに直してチェックして想定問答を作っていたので、だんだん頭の中に入ってきて、今度は原稿を何も見ずに自分で質問をして答える練習をしました。これにも5回くらいしたと思います。それも録音して自分で聞いてチェックしてを繰り返しました。
あとは公務員面接の達人の動画がたくさんあると思うんですけど、そこで合格された方、特に40代の方が実際にこういうことを質問された質問項目を自分の想定問答の中に入れまして、それも質問して答えて、録音して作りました。
ですので山内先生には、私の想定問答が莫大な量になっていて「この人、いっぱい質問考えて答えてるな」というのが、本当にお分かりになったかなと思うんですけど、それも全部チェックしていただいてありがとうございます。
そんな形でかなり時間をかけて自分がパッと質問されても答えられるくらいまで、本番の面接に自信をもって答えられるまで、何度も何度も面接練習したと思っています。
山内:ありがとうざいます。これだけ面接練習していらっしゃるんですけれども、Sさんって仕事があって、しかも主婦業があって子育てがあって、そんな中でどうやって時間をやりくりしていたんですか?
S:最初の想定問答を入れるときは、まとまった時間、2,3時間かかったとお伝えしたんですけど、まとまった時間がなかなかなかったので、朝早く起きて家族に聞かれないようにこっそりと練習しました。それをチェックして聞くのは通勤の電車の中でやりましたし、あとはそれ以外でも移動中に一人でぶつぶつ言いながら練習したりもしました。早起きが少し大変だったんですけど「そこしか時間が作れない」と思って何とか乗り切りました。
山内:そうでしたか。早起きは皆さんも大変だと思いますけどSさんもよく早起きを頑張りましたね。
S:でもそこでしか時間がなくて、でも確実に土台の想定問答は作っておきたいというのがありましたし、10分20分の面接の時間の録音を意識してやらないとと思っていたので、朝とにかく一人で頑張って取り組みました。
集団面接について
待ち時間の間にこっそりと山内先生にメールをしまして「先生、急にグループワークや集団面接なんですけど」と泣きついたと思います。
あの時は急に答えていただいて。山内先生のアドバイスでは「誰がいても今の私が個人面接で伝えたいと思ったことを堂々と伝えればいいですよ」とのアドバイスや「結論ファーストで端的に答えましょう」ということをアドバイスしていただいたので、そのアドバイス通りに落ち着いて答えられたと思っていますし、グループワークも日ごろ私が組織の中でやっているような行動をそのまま出せたのではないかと思っています。
3次試験は個人面接だったんですけど、ここで戸惑った質問は「組織の中であなたはどんな風にしますか?」という質問が結構たくさんあったんですね。私自身非正規でありながらも周りを見ながら動いていると自分では思っていますので、ある人だけすごく残業しているんだけれども、そういった状況の中であなたはどうしますか?という質問でも「今の私なりにこんな風な視点をもってやっているんだ」ということを伝えられたと思っています。
リーダーシップについても想定問答で頭の中に入れておりましたし、自分でもこんな風にやっていると堂々と伝えられたところが合格に結び付いたところかな?という風に思っています。
これから受験される方へのメッセージ
本当に年齢も上で、これまで非正規でずっとやってきましたので、今回公務員試験にチャレンジすることもとっても躊躇したんですね。勇気もなかったんです。しかし、やっぱり自分のやりたいことがあって「公務員しかない」と思った時に公務員面接の達人と出会って、そこで先生方にいろいろと教えていただいて、本当にここまでなんとか合格することができたなという風に思っています。
私のような経歴に課題があっても、やりたいこと「自分は残りの仕事人生をこれで行きたい」という思いがあれば、みなさんも合格を勝ち取っていけると思いますので、勇気を持って取り組んでいただけたらと思います。本当に公務員面接の達人の先生方は、困ったときには何でも助けてくださいますし、親身に気持ちに寄り添っていただけますので、何でも聞いて相談して、みなさん頑張っていただけたらと思います。
山内:Sさんどうもありがとうございました。
S:ありがとうございます。
山内:このメッセージを聞いて、ぜひ皆さんも合格を勝ち取っていただきたいなと思います。諦めないで、ご自身の未来をどんな風に切り開いていったらいいのかをわかっていただけたらと思います。
それではこれでSさんへのインタビューを終わりにしたいと思います。Sさん、今日はどうもありがとうございました。
S:山内先生、ありがとうございました。
山内:ありがとうございました。それでは失礼いたします。
面接対策は独学で対策出来ると思いますか?
筆記試験は、100%正しい答えがあるので、独学でも対策することは可能です。
しかしながら、面接試験には正しい答えが存在しません。
特に既卒、社会人、公務員から公務員への転職の場合、年齢、経験などが全く異なります。
面接官は、なぜ、あの質問をしたのか?
どのような回答を望んでいたのか?
どのような人材を求めているのか?
その答えは、どこにも記されていませんが、面接官が求めている回答をしない限り、公務員の面接試験に合格することはできないのです。
民間の面接と違って、公務員試験は、1年間勉強して、筆記試験に合格したとしても、実は、たったの20分程度の面接で不合格になってしまう世界です。
しかしながら、未だに、元気にハキハキ、しっかりと自分のことをアピールし、面接官に良い印象を与えることができれば、面接に合格できると信じている方がいます。
ハッキリ言って、公務員の面接試験は、それほど甘くありません。
インターネット上に溢れ返っている、曖昧な面接対策や、公務員面接試験に合格した方のアドバイスを信じて、対策をされている方もいますが、新卒ならまだしも、年齢、経験、希望する自治体、自治体が求めている人物など、すべてが違うにも関わらず、何を参考にしているのでしょうか。
あなたの一生を左右するかもしれない大事な面接対策を、正しいかどうかもわからない情報を信じて、対策しても良いのでしょうか。
ハッキリ言います。公務員の面接試験で確実に合格するためには、プロの面接官の指導による客観視が必要不可欠です。
公務員面接の達人は、元公務員面接官の目線で、あなたの年代、経験、受験先の自治体に合わせて、面接指導をすることで、確実に面接の合格率を上げることができます。
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特に、社会人、既卒の方は、新卒よりも面接のハードルが上がっているため、必ず対策しなければならないことがあります。