就職氷河期世代枠で、45歳と受験できるギリギリの年齢でしたので、本当に心配でした。
2ヶ月ほどの短い受講期間でしたが、公務員面接の達人の動画を全て見て、zoomクループセッションを受け、山内様の面談のカウンセリングをうけ、自分のキャリアが公務員でも活かせること、熱意を持って話すことなど、本当に参考になりました。
私の経験が今後40代以上で就職氷河期の公務員試験に今後チャレンジされる方の参考になればと思います。
この記事の目次
合格者インタビュー
山内ケイト:まずは合格おめでとうございます。
O:ありがとうございます。
山内ケイト:今回はOさんは某市役所ですが、Oさんの場合は年齢が45歳ということで、就職氷河期世代ということで受けられたとお伺いしております。それでかなりの倍率の中を勝ち抜いていらっしゃいましたね。
O:そうですね。
山内ケイト:本当にこれはすごいと思ったんですけど、100名以上の中から2名の合格で、そのうちの1人で合格されたと。本当におめでとうございます。
O:ありがとうございます。
山内ケイト:こんなことになるとは私もちょっとなかなか予想はしていないんですけど、この確率で入るということは難しいんですけど、Oさんの場合は、私は今までのスキルとかキャリアとかを考えると合格できるかもしれないとひそかに思っていました。
O:ありがとうございます。
非正規での受験について
O:そうですね、ずっと非正規をやっていて自分が学芸員志望ということでかなり難しい目標もあったものですから、それを目指して非正規でもいろんな経験を積んできたというところがあります。
山内ケイト:ありがとうございます。学芸員って私も知らなかったんですけど、正規の職員というのがほとんどいないんだということがわかり、びっくりしました。
O:そうですね。それでも正規を目指していたんですけど、そしたらこの年になってしまいました。
山内ケイト:それでもお子さんがいらして、ずっと働いてらしたというのは大変だという風に思います。
こんなOさんなんですけど、Oさんが市役所に合格されるまでにこんな課題があったんじゃないかなと思います。就職氷河期でしたので、倍率が高いですよね。
なので自分で積極的に成果を残していったり、今ではスタッフを指導したりとか、非正規ながらも頑張って、どんな能力が必要なのか、どんな風にして今ある仕事を改善して成果を残していくのかを、なんとか考えてやってきたので、恐らくそういうところが評価されたのかと自分では感じます。
なのでたぶんいろんなお仕事とかアルバイトをされてて、就職氷河期で、なかなか私も正規に就けなかったんですけど、それなりに頑張って改善していろんなことをやってきている人が、反対の立場になってみるとそういう人が欲しいんじゃないかな?という風には思いました。
山内ケイト:ありがとうございます。本当にOさんのおっしゃっている通りなんですね。やはり年齢にふさわしい働き方があります。正規だから、非正規だから、関係なく、どうしても採用側としてはそれなりの人を採りたいなと思っているわけですね。特に自治体というのはリーダーシップをとって働いてもらいたいという気持ちが特に強い感じがします。
O:この年代ということですか?
山内ケイト:年代も含めてですね。わたくしもある程度積極的にリーダーシップ、リーダーでなくてもいいんですけど、そういう気持ちで働くということがどういうことなのかをきちんと理解して働いてもらいたいと常に思っているんですよ。なのでアルバイトだろうが非正規だろうが、とにかくそういう気持ちで働いている人は突破しやすいかなとは思います。
特にOさんの場合はずっとそういう気持ちでやっていらっしゃって、それでスタッフも教育されていて、しかもいろんな企画や立案、実際の運営から何から全部やってらしたじゃないですか。なのでそういうところがとても魅力的なんだろうなと思いました。
O:ありがとうございます。
想定問答について
当然、公務員面接の達人では動画とかいろいろありますけれども、読み物とかもありますけど、基本的にこの想定問答をきちんとやっていただきたいというのがあります。Oさんもきっちりこれをやっていただきましたね。
山内ケイト:たぶん短い時間だったんですけど、ものすごい大変だったんじゃないかと思います。
O:そうですね。動画を見る時間がなくて、家に帰ってから子供の世話をしないといけないんですけど、洗濯物をたたみながらとか、掃除しながらとか、朝起きてすぐとか、食事の準備しながらとか、隙間を見て耳だけ聞いていたりとか、動画の画面を見れるときは見ていたんですけど、とにかくすべて見ました。
山内ケイト:さすがです。あの動画をきちんと見ると割と想定問答には答えやすいかなという感じがしています。
O:どれもすごく参考になりました。気が付くことばかりで「そうだったんだ」ということばかりでした。
応募先のリサーチについて
山内ケイト:さすがですね。それが面接に役立っていると思うんですけど、また後程面接のところでお伺いします。そして面接練習は先ほどおっしゃったように動画を見たりだとか、公務員面接の達人の模擬面接をやったりとか
O:そうですね。模擬面接を安達先生にやっていただいたりして、想定問答も直していただいて、そのうえでカウンセリングも受けて、あとは自分で面接の達人の動画、模擬面接の動画をすべて、20代の動画もあったんですけど、20代、30代すべての動画を見て何度も練習しました。
山内ケイト:さすが。3人もの面接官が出てくる。
O:あれ結構緊張します。本当に本番みたいな感じなので、動画なのに緊張しながら練習しました。
山内ケイト:面接官が下を向いて何かをやっているような感じだとか。
O:それが緊張のあれですね。でも実際にあった感じでよかったです。
本番の面接について
山内ケイト:準備していない質問は当然あったと思うんですけど、その時にはどんな対応をしましたか?
O:やりたい業務について、「市がやっていることで足りないことは何ですか?」と聞かれたんですね。
ちょっとこれは想定していなかったんですけど、自分が足を運んでイベントを見に行った時に企業さんがかかわっていて、「その企業さんが関わってもう少しこういうことができるといいと思います」と自分の視点で答えたんですね。そういうところが「この市でこういう企業が関わっているということを知っているんだ」という風に思われたんだと思います。
山内ケイト:ありがとうございます。先ほど2次試験が終わった後でしたっけ?ぶらぶらしたのは。そういう何気ない街歩きとか市役所訪問したりとか、いろんな話を聞いたりするようなことをしていると、この想定していない質問があった時に答えられるかもしれないと思いました。
O:あとは市民の方の様子とかを見たりとか。
山内ケイト:3番目に「アピール」としたんですけど、想定問答通りに話をしていると、意外と自分がアピールしたいことができなかったということがあるかもしれないんですけど、Aさんはたまたまかもしれませんが、アピールしてみたところがあったんですよね?
O:そうですね。想定通りの「引き留められると思うんですけど大丈夫ですか?」というときに、「はい、引き留められると思います」と答えたんですけど、「スタッフには自分で考えて仕事ができるように指導しているので、その思いを引き継いでしていってもらえると思います。
引継ぎもしっかり行いますので気持ちよく送り出してもらえると思います」と答えたんですが、自分で考えて仕事ができるように育てているというところは、私が受けた市の職員像だったんですね。
自ら学び考えて行動する職員を育てるというところが求める人材像だったものですから、それを私は知っていたので、そういう職員を育ててきたということをアピールしてみました。
山内ケイト:それもばっちりでしたね。普段からそういうことを考えて行動していると、こういうところでうまくアピールができる、チャンスが巡ってくる、そんな感じかなと思いました。面接の本番の時にはすごく緊張されていると思うんですけど、これを聞いている皆さんはぜひ、緊張を解くカギはなかなかないんですど、練習をたくさんしていただいて、それでそれをきちんと出せるようにしていただきたいと思います。
O:そうですね。
これから受験される方へのメッセージ
それから深堀り質問と言って、想定問答に対して答えたものに関して、面接官がもっと聞きたいと思ったらいろんな質問をしてきますので、そういうところもどんな風な質問をされるだろうなと想定してきちんと答えを出していただけたらなと思います。Oさんはそういう風にやってらしたんじゃないかなと思いますが。では最後に、これから受験する方に一言メッセージをお願いできますでしょうか?
山内ケイト:ありがとうございます。本当にその通りですね。就職氷河期の方々は本当に今まで大変だったんじゃないかなと思います。でもAさんのように年齢が高くて儲かる可能性は十分にあります。そして子育てをしている方も十分に受かる可能性はありますし、女性も十分に受かる可能性もあるとAさんが示してくれたんじゃないかと私は思っています。
O:ありがとうございます。
山内ケイト:本当にOさん、おめでとうございます。
O:ありがとうございます。
山内ケイト:それではインタビューをこれで終わりにしたいと思います。Aさん今日はありがとうございました。
O:ありがとうございました。
面接対策は独学で対策出来ると思いますか?
筆記試験は、100%正しい答えがあるので、独学でも対策することは可能です。
しかしながら、面接試験には正しい答えが存在しません。
特に既卒、社会人、公務員から公務員への転職の場合、年齢、経験などが全く異なります。
面接官は、なぜ、あの質問をしたのか?
どのような回答を望んでいたのか?
どのような人材を求めているのか?
その答えは、どこにも記されていませんが、面接官が求めている回答をしない限り、公務員の面接試験に合格することはできないのです。
民間の面接と違って、公務員試験は、1年間勉強して、筆記試験に合格したとしても、実は、たったの20分程度の面接で不合格になってしまう世界です。
しかしながら、未だに、元気にハキハキ、しっかりと自分のことをアピールし、面接官に良い印象を与えることができれば、面接に合格できると信じている方がいます。
ハッキリ言って、公務員の面接試験は、それほど甘くありません。
インターネット上に溢れ返っている、曖昧な面接対策や、公務員面接試験に合格した方のアドバイスを信じて、対策をされている方もいますが、新卒ならまだしも、年齢、経験、希望する自治体、自治体が求めている人物など、すべてが違うにも関わらず、何を参考にしているのでしょうか。
あなたの一生を左右するかもしれない大事な面接対策を、正しいかどうかもわからない情報を信じて、対策しても良いのでしょうか。
ハッキリ言います。公務員の面接試験で確実に合格するためには、プロの面接官の指導による客観視が必要不可欠です。
公務員面接の達人は、元公務員面接官の目線で、あなたの年代、経験、受験先の自治体に合わせて、面接指導をすることで、確実に面接の合格率を上げることができます。
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あなたの年齢、経験に沿った面接対策の参考になると思いますので、しっかりとご覧くださいませ
特に、社会人、既卒の方は、新卒よりも面接のハードルが上がっているため、必ず対策しなければならないことがあります。