わずか20分であなたの人生が決まるのです
にも拘わらず、面接対策をしない方が多すぎますね。
公務員になれるかどうかは、面接対策にかかっています。
あなたの人生が決まるかもしれないというくらいの覚悟で取り組む必要があります。
特に既卒/アルバイト経験者の場合は、就職をせずに公務員を目指してきたにも関わらず、面接の結果次第で、すべて無駄になってしまうといことが、とてももったいないと感じていました。
退職までして公務員受験に専念した社会人も、筆記試験を通過しても最後の面接で落ちては自分自身が情けない気持ちになるでしょう。
面接が不得意であっても、公務員の資質とは関係がありません。
入職後は活躍するポテンシャルがありながら、面接対策を知らないために不合格になるのは、日本にとっての損失です。
長く人事として採用と、その後の成長を見てきたから言えます。面接の上手下手と仕事での貢献度は比例しません。
面接官は神様ではないので、人が人を評価し判断するのはとても難しく、人事のプロであっても、いかに良い人財を見逃さずに採用するかは簡単ではありません。
ましてや公務員は異動が多いため人事のプロが少なく、なおさら、面接官の見る目に期待は出来ないと言えるでしょう。
だからこそ、短時間で自分をいかに魅せるか、対策とノウハウが必要なのです。
この記事の目次
公務員試験の筆記は足切りです
あとは無難に面接すれば合格できそうです。
ほとんどの自治体の場合、筆記試験は足切りです。
筆記試験の点数は、面接にはまったく影響ありません。
筆記試験の点数が高かったとしても、面接には、全く影響がなく、横並び再スタートとなります。
今まで、公務員を目指している方を沢山指導してきましたが、筆記試験の点数が高かった方ほど・・・面接を無難にこなせば合格できるであろうと勘違いしている方が非常に多いと感じています。
また、初めて公務員を受験する方も、筆記の勉強が大変なあまり、民間と違って筆記の成績重視だと勘違いをしがちです。
せっかく面接までいったのに、たった20分の面接で落ちてしまい長い受験勉強を振り出しに戻してしまうケースが多いです。
資格試験というものは、合格点が存在し、その点数を超えていれば、全員が合格できる試験です。
しかしながら、公務員試験には、合格点がありませんので、合格点を越えれば良いというものではありません。
筆記試験で足切りを行い、面接による相対評価で競争者の上位に入らなくては合格することはできないのです。
公務員試験は資格試験とは違います
既卒/アルバイト経験者から公務員を目指す方のお話を聞くと、公務員の面接対策は何をしたらよいのかが全くわからないという方が非常に多いのです。
既卒/アルバイト経験者だからこそ、新卒との違いを意識して、苦労した時間を無駄にしないアピールが必須です。アルバイトや短期派遣など、自分では引け目と感じている方も多いですが、その経験には価値があります。
人が人を採用する時は合理的な判断ばかりとは限らず、何かを感じて合否を決める事もあります。
その本気の出し方もちょっとした表現の仕方で伝わり方が違います。
面接官が「何か」を感じるのは、本気や熱意であることがほとんどです。
その点でも新卒に勝るとも劣らないと確信しています。
新卒向けの面接対策で内心不安に思いながらも時間と労力を無駄にしている方がいます。
過去の面接の失敗を活かせない方がいます。
場当たり的に新卒のように模範解答を暗記している方がいます。
面接官が何を知りたいのか、質問の意図を考えた事が無い方がいます。
そもそも、公務員として欲しい人材像を把握していない方がいます。
個々の方とお話をすると、熱い気持ちや真摯な姿勢や、新卒以上にポテンシャルの高さを感じる方が多いのに、面接対策がズレているのが本当に残念です。
面接を無難にこなせば合格できることは決してありません
マニュアル通りに動く人間ではなく、主体的に動けるような人材を確保したいという基準は民間企業と同じなのです。
また、最近の公務員面接は、事前対策が利かない、プレゼンテーション面接が増加しており、その中でも、特にメンタル面のタフさは重要視されています。
未だに「公務員なんて、大手予備校に入って、 カリキュラムに沿って勉強して、無難に面接できれば、誰でも合格できるんじゃないの?」と思っている方が多いのですが・・・
それは一昔前の公務員試験のことです。
公務員はいまや「面接対策」が一番重要なんです。
面接で何回も落ちるづけると「自信を喪失したまま」で公務員を諦めるという一番悲しい負の遺産までついてきます。
面接が上手でないだけで、人間として失格では無いにもかかわらず、民間企業への就職・転職にも影響してしまいますね。
私が避けたいのはそこです。
どんな優秀で人受けが良い方でも、すべてに合格する事は奇跡です。
人が人を採用する事がどういうことかを理解したうえで対策を立て、最大公約数で合格ゾーンに入りましょう。
落ちても「ご縁が無かっただけ」と割り切れるところまでやった方は、不思議とご縁に出会えますよ。(これは長年の私の印象です)
まれに「あなたを落とすなら面接官の目が悪い」という事があります。
面接対策の姿勢を見ているとその方の本質も、採用後の姿も想像が出来ます。
1年かけて日本中の防災を調べて、自治体の担当者に話を聞きに行った方がいました。
そういう方にネットでチャチャと調べただけでリーサーチを終えている方が勝てるはずが無いですね。
適当にやって受かるほど、たった20分は甘くはないです。
筆記試験は足きりですから、筆記の後の集団討論や面接、最近はプレゼンテーション面接などの対策をしなければ、公務員になることはできないのです。
公務員面接試験対策講座は、沢山ありますが、その多くが新卒向けですので、社会人、既卒/アルバイト経験者向けの方は、対策を間違えないように注意してください。
チェックいまのあなたの公務員面接対策の状況をアプリでチェックしてみましょう!
なぜ、会社を辞めてまで公務員になるのですか?
また、なぜ、個人的な事情を話してはいけないのですか?
予備校では、面接の際に「個人的な事情は言うな」と教えているところが多いのですが、 それは新卒向けの面接対策です。
反対に、公務員を目指す個人的な理由を話さなければ、「安定性を求め、民間から逃げて公務員を目指しているのではないか」と思われてしまう可能性があります。 このように思われてしまった場合、あなたは100%面接で不合格になります。
社会人の場合は、個人的な理由も志望動機がないとおかしいのです。
例えば、「若いときはやりたい仕事で良かったけど、親の介護などで地元で働かなくてはいけない」「結婚で今の仕事を辞めて転居をするから」など面接官が納得するような会社をやめる理由が実は有効なのです。
もちろん、転職をする理由は会社が問題企業だったりする場合もありますね。例えば残業が100時間近くあるなどの場合は、それはむしろ退職したほうが良かった、という場合もあります。心身ともに壊すような職場を我慢しろ、という面接官はおりません。
あなたは、会社を辞める理由をしっかりと話すことができますか?
チェック面接で落ちた原因についても、しっかり確認しておきましょう!
あなただけの志望動機はありますか?
「個人的な事情は言うな」といった指導方法は新卒向けの面接対策であるため、鵜呑みにせず面接官視点で判断しましょう。
また、書店で数多く販売されている志望動機の書き方も、ほとんどが新卒向けですので、書いてある内容をそのまま無条件で信じる事は逆効果になる事もあります。
社会人の場合は、今の会社を辞めてまで公務員を目指すため、人それぞれ、志望動機のきっかけは大きく異なります。
社会人のあなたは「会社を辞めてまで目指すことになった、あなただけの志望動機」を作成する必要があるのです。
その次の段階で民間への転職という選択肢を選ばずに、公務員を選んだ理由、公務員の中でも**市や**省庁を選んだ理由、それらのストーリーで「志望動機」となります。
以前、某大手予備校で、面接対策の指導を受けた社会人の方を指導したことがあるのですが、予備校では「面接対策は、これで大丈夫」と言われた内容を拝見したところ、これでは、絶対に不合格になるという指導内容だったことがあります。
受験生自身が「納得できない、これで良いとは思えない」と感じて、私のところに相談される場合も多いです。
40代で家族もいるような現職の方が、ある日、急に「**県のものづくり支援」に感動して、公務員を目指すなどは面接官は苦笑するしかありません。
もしかしたら、辞めさせられるような事をしでかしたのではないか、と疑われかねないです。年収も百万単位で下がる場合もあるのですから。
予備校の先生は受験者よりも若く社会経験が乏しい事が原因ですね。
また、残念ながら、20代後半、30代、40代の社会人が公務員に採用される年代ごとのそれぞれの評価基準を知らないので、面接対策を指導できるわけがないのです。
ましてや、予備校ではなく独学でやっている方は面接対策まで独学だと筆記以上に参考に出来るものは少なく厳しいでしょう。
チェック合格した受講生の志望動機ビフォーアフターを参考にしましょう!
年齢に応じて合格の基準は異なります
25歳でカフェでアルバイトをしていた方と、29歳で司法試験から公務員受験に切り替えた方を同じ基準で判断しません。
その経歴に期待するものが違うのですから、志望動機も自己PRも当然違うはずです。
すでに職員になっている入職3年(25歳)と入職7年(29歳)の実力差を知っていますから、受験生の年齢による合否の基準もあたりまですが違って当然ですね。
業務の経験はゼロでも、ここまでは身に着けていて欲しい、こういう回答が欲しい、という差が判るのは面接経験者だからではなく、人事評価制度の視点があるからです。
公務員の面接対策を指導されている方で、人事で採用担当者だった人、公務員の面接官経験者はたくさんいらっしゃいますが、人事制度を構築する経験・レベルの人はほとんど見たことがありません。
私は人事制度構築のコンサルタントとして、「人事制度」の評価システムの構築、開発にも携わっていました。
人事制度の主軸は「等級制度」「評価制度」、その二つに連動する「賃金制度」で出来ています。
評価により等級が決定する仕組みは民間も公務員も同じです。
管理職となって評価をする側になった時に、評価スキルを身に着ける研修を受けるのが一般的であり、管理職は等級の差がどこにあり、何を見てどう評価をするのが正しいかを学びます。
人事および面接官は、その人事考課の経験とスキルを使って「採用すべきか」を判断するわけです。
例えば、25歳ならこのレベルの自己PRや経験や考え方、35歳ならこのレベルの自己PRや経験や考え方が合格には必要という物差しが面接官にはあると思ってください。
民間企業への転職で合格を勝ち取るレベルの人は公務員でも合格します。
民間では通用しないけれど公務員なら受かる、なんて事はありません。
公務員にも人事制度はあります。自治体なら「人材育成基本方針」があり、どんな職員に育てるか、(要するに理想の職員像)どういう力が必要かが明確になっているので、必ずWEBで検索してみましょう。多くの自治体がWEB上で公開しています。
社会人のあなたのライバルは新卒ではありませんよ。
「うちの職員より社会人のあなたが優れているところはどこですか?」
という質問に自信を持って答えられますか?
社会人に求められるのは、厳しい民間の中で切磋琢磨して培ってきたノウハウです。
全てが税金で賄う公務員だからこそ、効率性や費用対効果、成果を求められてきた民間企業経験者で活躍してきた人が欲しいのです。
採用側から見れば、そのようなモノが無ければ、社会人を採用する意味はありません。
また、社会人になってから公務員を目指すということは「民間から逃げている」というようにも見られがちです。
例えば、
- 民間企業では営業の数字だけで判断されて厳かった
- 会社が危なくなってきたので、安定していた所で働きたい
- 残業の多くない所で働きたい
- 有休や育休・産休がちゃんと取得できる
このような、条件面での比較で、公務員を目指していると思われてしまった場合・・・
残念ながら、あなたは100%面接で不合格になります。
社会人が公務員試験の面接で合格するためには・・・
いかに、自分の能力を発揮して、公務員の理想に近づいた職員になるか、そういった自分の軸を持っているということを面接で訴えることができるかが重要なのです。
ここが社会人の面接での合格のポイントです。
また、行政職はオフィスワークが中心ですが「事務職」という認識でいると失敗します。
PCスキルや事務処理能力は採用を左右するような評価はされません
行政にも派遣や臨時職員など事務系のサポート職は多いので、わざわざ、職員として採用する理由に「事務処理能力が高いだけ(PCスキル・正確性・スピードなど)」では弱いのです。
未だに「公務員なんて、大手予備校に入って、 カリキュラムに沿って勉強して、無難に面接できれば、誰でも合格できるんじゃないの?」と思っている方が多いのですが・・・
それは一昔前の公務員試験のことです。
公務員はいまや「面接対策」が一番重要なんです。
筆記試験は足きりですから、筆記の後の集団討論や面接、最近はプレゼンテーション面接などの対策をしなければ、公務員になることはできないのです。
公務員面接試験対策講座は、沢山ありますが、その多くが新卒向けですので、社会人の方は、対策を間違えないように注意してください。
民間に転職をする時と同様に、自分の特徴(強みや経験)を洗い出して、自分の武器を明確にしましょう。
「意欲」や「社会に貢献したい気持ち」は必須ですが、採用される「理由」を自ら面接の中でプレゼンする、と考え準備をする事が合格への切符です。
社会人が合格できるレベルの自己PRについては、別途、詳細を述べていますので、ご確認ください。
面接対策は独学で対策出来ると思いますか?
筆記試験は、100%正しい答えがあるので、独学でも対策することは可能です。
しかしながら、面接試験には正しい答えが存在しません。
特に既卒、社会人、公務員から公務員への転職の場合、年齢、経験などが全く異なります。
面接官は、なぜ、あの質問をしたのか?
どのような回答を望んでいたのか?
どのような人材を求めているのか?
その答えは、どこにも記されていませんが、面接官が求めている回答をしない限り、公務員の面接試験に合格することはできないのです。
民間の面接と違って、公務員試験は、1年間勉強して、筆記試験に合格したとしても、実は、たったの20分程度の面接で不合格になってしまう世界です。
しかしながら、未だに、元気にハキハキ、しっかりと自分のことをアピールし、面接官に良い印象を与えることができれば、面接に合格できると信じている方がいます。
ハッキリ言って、公務員の面接試験は、それほど甘くありません。
インターネット上に溢れ返っている、曖昧な面接対策や、公務員面接試験に合格した方のアドバイスを信じて、対策をされている方もいますが、新卒ならまだしも、年齢、経験、希望する自治体、自治体が求めている人物など、すべてが違うにも関わらず、何を参考にしているのでしょうか。
あなたの一生を左右するかもしれない大事な面接対策を、正しいかどうかもわからない情報を信じて、対策しても良いのでしょうか。
ハッキリ言います。公務員の面接試験で確実に合格するためには、プロの面接官の指導による客観視が必要不可欠です。
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あなたの年齢、経験に沿った面接対策の参考になると思いますので、しっかりとご覧くださいませ
特に、社会人、既卒の方は、新卒よりも面接のハードルが上がっているため、必ず対策しなければならないことがあります。