【公務員合格者インタビュー動画Vo.39】29歳!公務員から公務員への転職に成功!現職の強みを生かした 面接対策とは?

安達瑠依子

今日は、公務員から公務員に合格されたポチさんにインタビューさせていただきました。

「公務員から公務員の転職」は、民間企業から転職するよりも難しい部分もありますので、公務員からの転職を目指されている方にとっては、興味深いお話が聞けると思います。
ポチさん、よろしくお願いいたします。

ポチさん
はい。よろしくお願いいたします。

安達瑠依子
ポチさんの経験談は、これから公務員から公務員に転職する方に、役立つかと思いますので、いろいろとお聞きしたいと思います。
ポチさんのインタビュー動画は、こちらからご覧いただけます。
かなり長い時間インタビューさせていただきましたので、前半、後半に分かれております。

 

安達瑠依子
ポチさんのインタビュー内容は、テキストでもご覧いただけます。

【合格者インタビュー】

安達瑠依子
はい、ポチさんのプロフィールです。
ご年齢は29歳。
入職してから何年目になりますか?

ポチさん
今、6年目ですね。

安達瑠衣子:6年目ですね。

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:実は、ポチさん、私、2016年にお会いしてますよね?

ポチさん:はい、お世話になりました。

安達瑠衣子:その時、まだ大学4年生で。

ポチさん:その時は既卒1年目でした。

安達瑠衣子:既卒1年目でしたっけ?卒業されたんですね。

ポチさん:そうです。

安達瑠衣子:今いらっしゃる現職の自治体に(面接)対策を立ててる時にお会いしましたね。

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:そこから現職で活躍されていて、今回、ご連絡いただいた時に私、「あれ?!」っと思ってビックリしました笑

ポチさん:笑

安達瑠衣子:実はですね、ポチさん以外にも、公務員に入られてからですね、毎年1人か2人ご連絡あるんですよ。

転職を他の自治体にとか、あと、国家公務員から自治体にとか、そういうので「またお世話になりたいんですけど」ってご連絡いただくんですね。だから、(ポチさんには)以前にもお会いしていたけど、そういうことはあるので、そこは驚かなかったんですけど、最初は理由がわからなかったので。あんなに入りたいって言ってた第一希望のところに入ったのに、何があったんだろうと思ったんです。

ポチさん:そう思われるのもしょうがないですよね笑

安達瑠衣子:でもね、お聞きしたら、個人的な事情で転居しなきゃいけないっていうことですから、そういう理由ならあるだろうなっていう風にわかりました。

ポチさん:はい。

実は受講生の4割は公務員から公務員への転職希望者です

安達瑠衣子:この面接の達人って、4割をちょっと超えるぐらいの方が、実は現職の公務員の方なんですね。

ポチさん:そんなにいらっしゃるんですね?

安達瑠衣子:はい。もう本当に。2人に1人ぐらいは現職の公務員の方なんです。

ポチさん:そうなんですね。

安達瑠衣子:以前、そうやってご支援した方もそうなんですけれど、あんまりですね、現職の公務員の方って、予備校には行かないじゃないですか。

ポチさん:そうですね、はい。

安達瑠衣子:現職だと時間がないっていうことだけじゃなく、なかなかね、頼れるところがあんまり無いみたいなんですよね。社会人(の面接)対策をちゃんとやってるところが少ないから。

ポチさん:ああ、はい。

安達瑠衣子:たまたまね、私のところはね、なんかいつのまにか、毎年公務員の方が増えていって今、大体4割をちょっと超える方が現職の公務員なんです。

ポチさん:結構、安達先生を頼りにいらっしゃるんですね。現職の公務員の方。

安達瑠衣子:そうですね。ありがたいことにね。でも、こちらもですね、逆に言うと、その現職の公務員の方がどういうお仕事をされているか、リアルにお聞きできるじゃないですか?

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:どんなことにやりがいを感じてて、どんなところに困っていて・・・ということが結構ね、想定問答だとかいろんなお話の中で分かるので、逆に民間企業からとか、公務員を目指す方にはリアルな事を分かってるから、「こうだよ」って伝えられる部分もあってですね。講師としては、沢山いろんな現職の方達とお話しするのは、すごくプラスになることが多いですね。

あの、ちょっと昔のこと話したので思い出したんですけどね、ポチさんにも言ったかな?卒業したばかりの頃にお会いして、その時にも想定問答を書いてもらってましたよね?

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:今の想定問答とは違いますけど、今回も想定問答を作成して提出していただいたじゃないですか?

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:文章力めっちゃくちゃ上がりましたよね?

ポチさん:そうですね。昔に比べれば上がったと思います。

安達瑠衣子:もちろんね、学校卒業したばかりの時と、社会人が違うのが当たり前と言えば当たり前なんですけど、そうではなく、やっぱり行政職って、オフィシャルな・・・小説とかそういうのではない「オフィシャルなわかりやすい文章」をしっかり書くっていうことが求められている職業なんだなっていうのが、ポチさんの想定問答を読んでた時に、ものすごく実感したんですよ。

ポチさん:そうですね、公文書を書くのが仕事みたいなところもあるので、多分、自分でも気づかないうちに、そういう能力が上がってたのかなとは思いますね。

安達瑠衣子:だから、国語的な間違い含め、ポチさんには無いので、昔もね、下手じゃなかったですよ。全然下手じゃなかったんですけど、「これぞ現職公務員の大人の文章」だなっていうところは、やっぱりね、ちょっと想定問答拝見してる時に感銘を受けました。

ポチさん:ありがとうございます。

安達瑠衣子:もちろんね、実績も素晴らしいんですけれど、やっぱり、こうやって活躍してるんだっていうのが、昔の(入職する)前の時を知ってるから余計になんですけれど、すごくですね、嬉しかったです。

ポチさん:ありがとうございます。

安達瑠衣子:やっぱり、ご支援した人が現職の公務員になってから活躍している姿を見るのは、この仕事をしている上では、もう仕事冥利に尽きるというか、そういう部分があるんですよね。

ポチさん:あぁ、そうですよね。

安達瑠衣子:非常に嬉しかったのを覚えています。

ポチさん:ありがとうございます。

安達瑠衣子:ということで、プロフィールかどうだかわかんなくなっちゃいましたけど(笑)、ポチさんは、そういう方です。

公務員から公務員のジャッジは厳しくなる

安達瑠依子

転職する上での課題ですけれども、現職としての実績はもう素晴らしいものがいっぱいあったので、私は問題ないなと思いましたけど、面接官も同業者になりますよね。
ポチさん、今、県庁、いわゆる広域自治体ですよね?市役所とか区役所とかではなく。転職先もそうじゃないですか?

ポチさん
はい。そうですね。

安達瑠依子

だから面接官からすると、要は、同業者なので色々なエピソードを話した時にリアルにわかりますよね?

ポチさん:そうですね、はい。

安達瑠衣子:実際は違ってもわかりますよね。

ポチさん:わかってしまうと思いますね。

安達瑠衣子:といういことは、やっぱり面接のジャッジは知ってれば知ってるほど、厳しくなるんですよ。

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:知らないと、変な話、(話を)盛られても気づかなかったりするんですけれどね、同業者ですから、自分の組織の中で人事評価するのと同じような感じになっちゃう。

ポチさん:そうですよね。

安達瑠衣子:だから、表面的な綺麗な文章をまとめるとか、こういう事実を言えば良いとかじゃなくて、突っ込まれても話せるようにきちんと自分の中で自己分析したり、こういう事を聞かれるだろうなとかっていうところまで対策を立ててないと、評価してもらえないですよね。

ポチさん:そうですね。ごまかしがあんまり効かないなとは思いました。

安達瑠衣子:はい、そう思います。さっき言ったように現職の方が多いので、いつもこの話をするんですよね。

行政の方が聞いて納得する内容って。でも、やっぱりいろんな国家公務員の方や、それこそ労働局で働いてる方や、いろんな自治体の方いっぱい接しているとですね、当たり前なんですけど、すごくやっぱり差があるんですよね。同じ公務員って言っても、リアルにいろんなことをお聞きするじゃないですか?そうすると、「あれ?自治体違うと差があるんだな」というのはやっぱり感じます。

いわゆる年齢とその方のやっている仕事のレベルっていう意味で。

ポチさん:あぁ、なるほどですね。はい。

安達瑠衣子:だから例えば、よその・・・そうですね、市役所で主任だったら特別区の主任に受かるかっていうと、そうじゃないってことがリアルにわかります。だから、同業者だからすごく現実的に評価されるので、そこはやっぱり公務員から公務員の方の場合は大変なんですよね。

ポチさん:そうですね。大変だと思います。

安達瑠衣子:あと、ポチさんは緊張するタイプでしたよね?

ポチさん:緊張するタイプですね。

安達瑠衣子:面接は得意な方じゃないですよね?

ポチさん:そうですね、面接は苦手ですね。

安達瑠衣子:そこは数年前と変わってなかったですね笑

ポチさん:やっぱりどうしても緊張はしちゃいますね笑

安達瑠衣子:仕事ではね、なんら普通に問題なくできるし、やっぱり面接っていうと特別なプレッシャーを感じる部分ってあるんですよね。

ポチさん:プレッシャーもありますし、あと、コミュニケーションの仕方が普段の日常の会話とか仕事の会話とちょっと違うというのを感じるので、それであんまりなかなか慣れないっていうのがあるかなと思います。

安達瑠衣子:そうですね。面接慣れをするほど面接してる人いないですからね。滅多に。

ポチさん:はい笑

安達瑠衣子:あとはやっぱり、現職の場合、民間企業にいる人もそうですけど、多忙なので、結構、現職で仕事しながら面接対策・受験対策、もちろん筆記もガッツリやんなきゃいけないので、(時間の)やりくりがすごく大変だったと思うんですよね。

ポチさん:そうですね。大変でしたね。

安達瑠衣子:この辺ね、ちょっと後でもう1度お聞きしますけれど、だから課題って言った時には同業者として見られるので、やっぱり即戦力であるかどうかって、すぐわかってしまう。即戦力、プラス社会人経験者40歳であったとしても同じなんですけど、もう入ってからさらに伸びるかどうか、欲しい人材と合致してるかどうかっていうところを、ちゃんと面接官にメリットとして感じさせなきゃいけないので、やっぱり高度な面接が必要なんですよね。

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:やっぱり新卒の時はね、全然違うかなっていう風には思います。

ポチさん:はい。

実際の面接対策について

安達瑠依子

実際にポチさんが面接対策についてどんなことをやってたのか、少しご質問させてください。一番最初に時間のやりくりについて。毎日、例えば、朝勉強するとか夜帰ってから必ず勉強するとかされたんですか?

ポチさん
そうですね。朝も普段より少し早く起きまして20分ぐらい勉強もしてましたし、あと、行き帰りの通勤の時間も有効活用して勉強してましたね。

安達瑠衣子:そうすると勉強するのが習慣になってますね。

ポチさん:そうですね。習慣にはなってましたね。

安達瑠衣子:では、土日とかお休みの日というのは、かなり長時間、その(勉強)時間に充てたんですか?

ポチさん:そうですね。社会人になると土日の時間っていうのも非常に貴重になるので、もう8時間ぐらい勉強してたんじゃないかなと思いますね。

安達瑠衣子:そうですか。解放されて良かったですね。

ポチさん:や、本当に良かったですね。はい。

安達瑠衣子:その時間ね、まあ計算したことないかもしれませんけれど、受験するって決めてから合格までそれをずっとやり続けるって、やっぱり本気じゃなきゃできないですね。

ポチさん:そうですね。生半可な気持ちだと、なかなかちょっと途中で心折れちゃうと思いますね。

安達瑠衣子:そうですよね。結構ね、聞かれるんです。皆さん何時間ぐらい勉強したり受験対策してるんですか?って。何時間してるかっていうより、「何時間やったらいいですか?」とか聞かれるんですね。でもそれ、何時間やれば良いっていうのはね、その方その方のレベルがあるし、一概には言えないですけれど、でも、皆さん結構平日も土日も勉強されてますよ、と言うんですけどね。

安達瑠衣子:やっぱり(ポチさんのお話を)お聞きするとすごいですね。

安達瑠衣子:ではポチさんは合格されたので、今年はやっと夏休みがちゃんとご自分のために使えますか?

ポチさん:そうですね。まあちょっとコロナがあるので、そういう感染対策に気をつけながら、自分がこれまでに行くのを我慢したところとか、行ってみたいと思いますね。

安達瑠衣子:はい。是非是非楽しんできてください。

ポチさん:はい。

想定問答について

安達瑠依子
2016年の頃もやっていただきましたけど、今回、想定問答をやっていただきましたがどうですか?当然、社会人経験がない時にやるのと、バリバリ現職で書くのはまた全く違ったと思うんですが、想定問答作られてて書きづらかったですか?

ポチさん
一部書きづらい質問もあったんですけども、ただ、今の仕事に対しては、かなり本気を出してやっていたので、私としては全体的には書きやすかった方じゃないかなとは思いました。

安達瑠依子
なるほど。そうですね、1回目の提出の時から、エピソード等含めしっかりと実績を重ねてらっしゃったんだな、というのがわかる内容でした。

ポチさん:ありがとうございます。

安達瑠衣子:何を面接で言うとしても「えっ?これ言っていいの?」みたいなのは1個もなくて、しっかりアピールできるポチさんの良いところがわかる内容だったなっていう風に思っています。

ポチさん:ありがとうございます

安達瑠衣子:想定問答をやりながら、面接で話すべき整理ができた感じですかね?

ポチさん:そうですね。内容を整理できたのが1番良かったと思いますし、面接本番でも引き出しを十分揃えて臨むことができたと思います。

なぜ、今回の面接対策を独学でやらなかったのか?

安達瑠依子

安達瑠衣子:今、急に思いついてお聞きしたいことができたんですけど、2016年当時、ご支援サポートさせていただいて、入職してバリバリ活躍してるじゃないですか?

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:自分でやってもできるとは思わなかったんですか?独学で一人で。

ポチさん:1人では多分無理だと思いますね。無理と言うか、自分がやってる対策がこれで本当に合ってるんだろうかっていう気持ちにおそらく絶対なったと思うんですよね。

安達瑠衣子:なるほど。それで今回、自治体を変える時にこうやってご連絡いただいたんですね。

ポチさん:そうですね。

安達瑠衣子:想定問答の内容とか拝見しても、ちゃんと実績もあるし、アピールできる部分はしっかりお持ちなので、この面接の達人に入らなくても合格できるはずなのになっていうのはちょっと思ったんですよ。今、ご依頼いただいてね、すごく嬉しかったんですけれど、やっぱりそういう面で少し不安があったんですね。

ポチさん:そうですね。もちろん公務員の仕事については、すごい経験も積んでそれなりに実績とか、あとプロとしてある程度活躍することはできているんですけども、ただ、面接については私はプロでも何でもないので、そこを考える時に、やっぱりしっかりサポートできる方について行きたいと思いました。

安達瑠衣子:ありがとうございます。そう言っていただけて。

ポチさん:こちらこそ、ありがとうございます。

安達瑠衣子:そういう意味では、確実に合格するために何をすべきかっていうところを、ちゃんとご自身で判断して行動するっていう、そういう思考回路自体がやっぱり目標をちゃんと達成するためにっていう、そういう思考と行動力があるって事ですよね。

ポチさん:ありがとうございます。

安達瑠衣子:面接対策をご一緒するとですね、その人の仕事のやり方とか「あ、多分、今、現場・現職ではこうだろうな」っていうのが透けて見えることがすごく多いんですよ。

やっぱり緻密にやる方は現場でも実際の仕事でもそうですし、やっぱりご支援していると、「わ!大雑把大丈夫かな?」という場合もあるんですね。

それはやっぱりね、お話し聞いていると、失敗談なんか聞いた時に「あ、そっか面接対策と同じところがウィークポイントなんだな」っていうのがわかっちゃう時があります。

ポチさん:そうなんですね。

安達瑠衣子:はい。ごめんなさいね。なんかこんなこと言うと、これから受ける人は怖くなるかもしれないんですけど。よく言うんですけど、転職ってビジネスと一緒ですよって。仕事と一緒。仕事と思ってやると、だから上手く行くんですよ。

ポチさん:ああ、そうだと思います。

安達瑠衣子:だって、ちゃんと明確な目標があって納期もあって、それまでに何が課題でどういう対策を取らなきゃいけないかっていうのを、スタートする前にちゃんと考えてスケジュール立てて、それをやっていくって、仕事と一緒ですよね。

ポチさん:そうですね。仕事と同じですね。はい。

安達瑠衣子:はい、ちょっとね、話逸れちゃいましたけど、そういうところでポチさんは、仕事がすごく堅実な方なんですけど、受験対策もそうだなっていうに感じます。

ポチさん:ありがとうございます。

応募先のリサーチについて

安達瑠依子
応募先のリサーチですが、現職中だしなかなかリサーチ大変だったと思うんですが、何かご自分で工夫したこととか、こういうのをやってましたみたいなことはありますか?

ポチさん
そうですね。公務員の面接では、よくこういう課題に対してやりたい仕事とかについて答えた時に、「どういう課題が?」って「じゃあ、どういう対策をしていけば良いですか?」っていうのをよく聞かれる質問なので、そういう自分がやりたい仕事に関して、よく知ってる現場の方にメールで質問をしたことがあります。

 

安達瑠衣子:それは今いらっしゃる自治体の担当者に?それとも受験先の?

ポチさん:受験先の自治体でもなければ、今いる自治体でもなくてですね、受験先の自治体の地域にある就業生活支援センターですとか、あと受験先の自治体が広域自治体なので、下に基礎自治体がいくつもあるんですけども、そこの自分がやりたい仕事に関係する部署にメールで質問をしたりしてました。

安達瑠衣子:そういうやり方があるんですね。

ポチさん:そうですね。

安達瑠衣子:それは、個人として「こういうことについてお聞きしたいことがあるんですが」という事でメール送るんですか?

ポチさん:そうですね。こういう事情で、今度どこそこを受験する誰それなんですが、と名乗った上で、こういうことを調べていくうちに、ここについて気になったので、質問させていただきましたって形で、問い合わせをさせていただきました。

安達瑠衣子:なるほど。それはすごく参考になる方が多いと思いますね。

ポチさん:ありがとうございます。

安達瑠衣子:今、コロナ禍だし、なかなか会いに行くこともできないじゃないですか?

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:メールであればね、相手の方の負担も少ないですよね。

ポチさん:そうですね、はい。

安達瑠衣子:いきなり来られてね、答えるって言うのと違いますから。

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:そういうことされてたんですね。でもちゃんと、そうやって疑問に思ったことはそのままにせずに、しっかりとリサーチしたってことですよね?

ポチさん:そうですね。むしろ、インターネットとかで調べても全然分からない、実態としてこれどうなんだろうっていうものについては、現場の知ってる方に聞かざるを得ないと考えましたので、ちょっと面倒かもしれないんですけどやりました。

安達瑠衣子:はい、それは素晴らしいです。

ポチさん:ありがとうございます。

安達瑠衣子:私ね、本当に不思議なんですよ。なんで自分がこれから務めようと思っているところのことを、しっかり調べない人がいるんだろうっていうのがずっと疑問で。

結構そういう方に出会うので。何も調べてない。ホームページぐらいは観るんですけど、ホームページ観るのは100人いたら100人がやってますよね。やらない人いないのでね。

だけど、直に自分がやりたい分野って色々見てると疑問に思うことって出てきますもんね。全部書いてないし。

ポチさん:そうですね。はい。

安達瑠衣子:当然ながら面接でね、やりたい分野の話とかするわけですから、それこそ、しっかりやってたら、それって綺麗なかっこいい表面的なアピールじゃなく、そこまでやってるっていうのは、やっぱりちゃんと評価されますよね。

ポチさん:そうですね。評価されると思います。あと面接官から、多分、やりたい仕事はかなり深掘りされる可能性って高いと思うんですけども、現場の方の生の声を聞いて、自分はこういう風に解決策を考えましたって言えば、ある程度、「ただホームページを調べました」というよりも説得力があると思うんですよ。

安達瑠衣子:はい、そう思います。その通りです。

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:そこの深掘りしていると、それに面接行く前に、やっぱりやることやってたら、それ自信になっていきますものね?

ポチさん:そうですね。そのやった経験は面接前には自信になりました。

安達瑠衣子:「このこと突かれたら嫌だな」って思って行くのと「聞かれても大丈夫」って思って行くの、違いますもんね。

ポチさん:はい。

面接の練習について

安達瑠依子
面接の練習について、お話を聞かせてください。
私と模擬面接はやりましたけれど、それ以外にご自身で何か利用したところとかありますか?

ポチさん
東京仕事センターに登録しまして、そこでアドバイザーさんと模擬面接は何回かやりました。

安達瑠衣子:なるほど。やっぱり、これだけやっててもちゃんと練習を重ねたんですね?

ポチさん:そうですね。

安達瑠衣子:どうですか?そうやって模擬面接をやって、本番迎えたわけですけれども、やっぱり練習って大事ですよね?

ポチさん:練習がすごい大事ですね。

安達瑠衣子:特にね、さっきお話に出ましたけど、「面接が超得意です」って言う方、滅多にいらっしゃらないので、やっぱり緊張しやすいとかあがり症だとかあるじゃないですか。そういう部分って、やっぱりそこ練習するのとしないのでは大きく違いますよね?

ポチさん:そうですね。大きく違うと思います。やっぱり、紙とかで想定問答を作るだけだと、やっぱりそれでその状態で、いきなりぶっつけ本番はかなり危ないと思いますね。

安達瑠衣子:そうですね。仮に頭に入ってたとしても、声に出して話してみないと上手く喋れないことって多いですよね?

ポチさん:それは本当に多いと思います。

安達瑠衣子:そうですね。やっぱりやるべきことは、時間がない中でも、全部きちんとやってますね。

ポチさん:ありがとうございます。

本番面接について

安達瑠依子
本番のお話を少しだけ聞かせてください。こうやって、色々リサーチも面接の練習もし、準備されて本番に行かれたんですけれど、確か、本番の面接はすごく面接官穏やかでいい雰囲気だったという風には聞いてはいるんですが、どうでしたか?

ポチさん
本当に、特に現職公務員ですし、面接力が高ければ高いほど圧迫気味に来られるって聞いてたので、かなり覚悟して臨んだんですけども、そうしたら、相当、面接官3人とも穏やかな感じでして、面接を受ける側としては、かなりやりやすい面接だったと思います。

安達瑠衣子:それはでも、ポチさんの人柄にもかなり影響されてるかなって気がしますね。

ポチさん:ありがとうございます。

安達瑠衣子:穏やかで優しい感じの方で、ポチさんに圧迫面接するってよほど鬼じゃなきゃできないんじゃないかなと思います。ただ、じゃあ質問の内容がすごく表面的で楽だったかというと、それは全然別の話ですよね。かなり突っ込まれてましたよね?

ポチさん:そうですね。仕事について自己PRをしたんですけども、面接の最後の方ではそれについて穏やかではあるんですけども、いっぱい聞かれましたね。ただ、意地悪で深掘りしようっていう感じではなくて、私には、単純に面接官が私に対して興味関心を持って、いろいろ何かあれこれ聞いてきているように見えました。

安達瑠衣子:それは一番素晴らしい面接です。本人に関心があるから質問する場合と、単純に、よその自治体はどういうことやってるんだっていう聞き方とは、やっぱり違うんですよね。

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:民間企業でも同業他社の方が受けてくる事ってあるじゃないですか?

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:そうするとね、私は人事なのでそういうことはないですけど、管理職、例えば開発の部門の人が開発者を採用をする時って、同業他社だと、その会社が何をやってるかを知りたくて情報収集に走る面接官っているんですよ。

安達瑠衣子:それと、本人に関心があって、どんな考え方でやったのかとか、どういう思考回路なのかなとか、どんな工夫してるのかなとか、ご本人のことに対して興味を持って聞く場合と情報収集は、同じ深掘りでもやっぱり全然性質が違うんですよね。

安達瑠衣子:ポチさんは今すごく良いことおっしゃったんですけど、やっぱりポチさん自身に関心を持ってもらえたって感じたんですから、その通りだと思います。

ポチさん:ありがとうございます。

安達瑠衣子:では、深掘りはされましたけれど、ご自分のやってきたことだし、しっかりと答えられたってことですよね?

ポチさん:そうですね内容を整理していたので、面接官の深掘りに対してはちゃんと答えることができました。

安達瑠衣子:なるほど。良かったです。

安達瑠衣子:何か記憶に残っている答えづらい質問ってありました?

ポチさん:そうですね。今、働いてる自治体の課題は何で、どうすれば解決できると思いますか?というのは聞かれましたね。これは結構答えるのが・・・。

安達瑠衣子:それはちょっと想定外ですね笑

ポチさん:はい笑

安達瑠衣子:なるほど。今いる現職の自治体の課題を聞かれたんですね?

ポチさん:そうですね、はい。

安達瑠衣子:課題は答えられたとしても、どうやったら解決するかってそんなパッと簡単に答えられるような感じはしないですね笑

ポチさん:はい笑

安達瑠衣子:それはなかなか厳しい質問だな笑 そこはちょっと四苦八苦されました?

ポチさん:そうですね。一瞬どう答えればいいか分かんなかったんですけども、ただ、その課題については受験先の自治体でも課題になってることであって。

安達瑠衣子:なんと!

ポチさん:はい。その受験先の自治体が結構先進的な取り組みで、あれこれこういうことをやってるって私があらかじめリサーチしていたので、自分の受験先でもこういうことをやって行きたいっていうことで答えて乗り切りました。

安達瑠衣子:なるほどね。やっぱりあれですね、やりたい分野だけじゃなく、自分の自治体のは答えられないとNGなんでしょうけど、やっぱりその受験先の課題っていうのは、きちんと把握しておいて、自分なりの考えを用意しとかないといけないってことですね。

ポチさん:そうですね。はい。

安達瑠衣子:現職だから今の自治体でっていう風に聞かれたんですね。

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:でもちゃんと、リサーチしてた結果がうまく結びつきましたね。

ポチさん:そうですね。リサーチやってて、本当に良かったと思います。

安達瑠衣子:先日、他の方の面接報告を聞いていた時に、その方は現職公務員じゃないんですけれど、やっぱりその自治体の課題を聞かれて課題は答えられたんですよ。で、同じように「じゃあ、この課題に対してあなたはどういう対策取ればいいと思いますか?」って聞かれてですね、それが自分がやりたい分野じゃなかったんですね。

リサーチができてなくて、答えたは答えたんですが、自分で言ってて「あ、この答えちょっと違うな」っていうちょっと、とんちんかんなことを言ってしまったらしくてですね。面接官に苦笑いされたって言ってました。

ポチさん:あ~~~。

安達瑠衣子:「え、それで本当に解決するんですか?」みたいな形で苦笑いされたって言ってた人がいますね。

ポチさん:そうなんですね。

安達瑠衣子:でもポチさんは、そういうお話聞くと、ベストな面接本番の面接だったってことですね。

ポチさん:そうですね。すごい良い面接だったと思います。

安達瑠衣子:では、面接が終わった後に、ご自身で今回合格したっていうのは、結構、自信がありました?確信しました?

ポチさん:確信とまではいかなかったんですけども、合格はしてるだろうなくらいな感じでした。

安達瑠衣子:それはでも、やっぱりご自身が納得できる面接したから、そう思われて当然だなと思いますね。

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:で、見事、想定通りの合格って感じですね?

ポチさん:そうですね。自分の思うように進められて良かったと思います。

これから受験される方へのメッセージ

安達瑠依子

今日、色々とお話をお伺いしたので、ポチさんに最後にですね、メッセージをお願いしたいと思ってるんですが、特にですね、公務員から公務員への転職って、いろんな事情でやっぱりされるんですよ。当たり前ですよね。家庭の事情だったり色々あります。そういう風に同じように転職をされる方へ、ぜひ励ましのメッセージをお願いいたします。

ポチさん
はい。公務員から公務員への転職する時の面接はごまかしが一切効かないので、もう本当に大変だと思うんですけども、ただ、自分がやってきたことについてしっかり整理をして、特に自分のこれまでの仕事の成果についてしっかりと洗い出して、できれば数量的にどうだったのかまで詰めた上で、臨むと良いんじゃないかなと思います。大変なんですけども、諦めなければ受かると思いますので大丈夫です。

安達瑠衣子:はい。ありがとうございます。心強いメッセージだと思います。そうですね。公務員になりたいっていう志望動機は使えないですけれども、現実を知ってるからこそ具体的に話せることって逆にありますものね。

ポチさん:はい。

安達瑠衣子:民間企業出身の方にはないメリットもたくさんあるので、逆にそれをうまく活かして突破して欲しいですよね。

ポチさん:そうですね、はい。

安達瑠衣子:本日は、本当に色々とありがとうございました。

ポチさん:こちらこそ、ありがとうございました。

安達瑠衣子:またステージは変わりますけど、今まで以上にご活躍されることをお祈りしております。

ポチさん:わかりました。ありがとうございます。

安達瑠衣子:はい。本日は本当にありがとうございました。

ポチさん:ありがとうございました。

安達瑠衣子:はい。これでインタビューは終了させていただきます。

面接対策は独学で対策出来ると思いますか?

筆記試験は、100%正しい答えがあるので、独学でも対策することは可能です。

しかしながら、面接試験には正しい答えが存在しません。

特に既卒、社会人、公務員から公務員への転職の場合、年齢、経験などが全く異なります。

面接官は、なぜ、あの質問をしたのか?

どのような回答を望んでいたのか?

どのような人材を求めているのか?

その答えは、どこにも記されていませんが、面接官が求めている回答をしない限り、公務員の面接試験に合格することはできないのです。

民間の面接と違って、公務員試験は、1年間勉強して、筆記試験に合格したとしても、実は、たったの20分程度の面接で不合格になってしまう世界です。

しかしながら、未だに、元気にハキハキ、しっかりと自分のことをアピールし、面接官に良い印象を与えることができれば、面接に合格できると信じている方がいます。

ハッキリ言って、公務員の面接試験は、それほど甘くありません。

インターネット上に溢れ返っている、曖昧な面接対策や、公務員面接試験に合格した方のアドバイスを信じて、対策をされている方もいますが、新卒ならまだしも、年齢、経験、希望する自治体、自治体が求めている人物など、すべてが違うにも関わらず、何を参考にしているのでしょうか。

あなたの一生を左右するかもしれない大事な面接対策を、正しいかどうかもわからない情報を信じて、対策しても良いのでしょうか。

ハッキリ言います。公務員の面接試験で確実に合格するためには、プロの面接官の指導による客観視が必要不可欠です。

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安達瑠依子
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安達瑠依子
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