「このままでいいのか……」
人生の方向性すら見えなかったというFさんが、公務員試験に初挑戦。
正社員歴ゼロ、アルバイト経験もごくわずか。
それでも粘り強く準備を重ね、【国家専門職】【国家一般職】の両方に合格するまでに成長されました。
その背景には、地道な努力と“あきらめない姿勢”がありました。
■ 初めての相談時は「何から始めればいいのか分からなかった」
昨年5月、Fさんは無料カウンセリングにお越しくださいました。
「面接対策というより、生き方が分からなかったんです。とにかく不安でいっぱいでした。」
公務員になりたいという気持ちはあるものの、職歴もなく、自信を持てない日々。
まずはアルバイトから経験を積むことをおすすめしたところ、すぐに実行へと移されました。

■ アルバイトで学んだ「働くことの意味」
「いきなり難しめの仕事に飛び込んだんですが、報・連・相の基本から教えてもらって……。最初は本当に大変でした。」
「でも、自分の力でお給料をもらう経験ができて、素直に嬉しかったです。」
この経験が、「やはり公務員として働きたい」という気持ちを確かなものにしていったそうです。
■ 想定問答づくりは「自分と向き合う時間だった」
面接対策が本格化し、まず取り組んだのは想定問答の作成でした。
「空白期間をどう説明するか、本当に悩みました。過去は変えられないからこそ、どう話すかにすごく迷いました。」
「言葉の選び方や伝え方、社会人としての表現もこの時に初めて意識するようになりました。」
■ カラオケ練習&ChatGPTで徹底トレーニング!
模擬面接の前後、Fさんはさまざまな方法で自主トレーニングを実施。

「本番のように声を出せる場所が限られてるので、カラオケで面接練習しました。」
「あとは自分の声を録音して聞いたり、鏡の前で表情のチェックをしたり。ChatGPTも使って答え方のバリエーションを広げていきました。」
■ 面接での手応えは「自分で流れをつかめたとき」
「自分の話したいポイントにうまく持っていけたときは、落ち着いて答えられました。」
“主導権を持って答える”という意識が、面接での成功を後押ししてくれたようです。
■ 最後に大切なのは「伝える力と熱意」
「やっぱり面接では、“この職場で働きたい”という気持ちを、丁寧に積み重ねて伝えることが大事なんだと思います。」
一問一答を通して、面接官に“信頼して任せられる人”だと感じてもらえるように心がけていたそうです。
■ 不安を抱える人へ、Fさんからのエール
「私は本当に何もない状態からのスタートでした。でも、小さな積み重ねで自信が持てるようになりました。」
「厳しい時期があっても、自分を信じて続ければ、必ず道は開けると思います。焦らず、一歩ずつ進んでください。」
Fさんの言葉は、これから挑戦しようとしている多くの方の背中を押してくれるはずです。
経験がなくても、自信がなくても、公務員を目指すことは決して遅くありません。
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