地元愛が原動力!仕事と育児を両立しながら、4度目の挑戦で公務員試験に合格した37歳・たちさんの挑戦記

キャリアと家庭の両立に奮闘しながら、「地元に貢献したい」という想いを胸に、4度目のチャレンジでついに公務員試験に合格したたちさん。今回は、そのリアルな体験をインタビュー形式でお届けします。


コロナ禍で芽生えた「地元への想い」

元々ネット広告業界でキャリアを築いてきたたちさん。育児と仕事の忙しさの中でも、心のどこかで「地元のために何かしたい」という気持ちを抱えていたといいます。きっかけはコロナ禍。通勤がなくなったことで得た時間で新聞を読み始め、地元の課題に目を向けるようになりました。
「人口減少や地域経済の停滞といった問題を知るうちに、自分も何かできないかと考えるようになりました。」


3度の不合格、そして迎えた4回目の挑戦

過去3回の受験では、筆記試験の壁に阻まれ面接まで進めなかったたちさん。今回が初の面接進出となりました。仕事・育児・勉強の三重苦の中、努力を続けることができた理由について聞くと――

「知り合いの自治体職員と定期的に会って話を聞いていたのが大きかったですね。仕事内容に触れるたびに『自分もこうなりたい』という気持ちが湧いてきて。あとは、子どもの存在です。背中を見せたいという気持ちが、原動力になっていました。」


合格のカギは「準備の質と継続力」

合格のために特に力を入れたのが、以下の3点。

■ 想定問答の徹底

「最初は質問の多さと深さに圧倒されましたが、ここが土台になると信じて、時間をかけて仕上げました。」

■ 自治体リサーチ

「地元紙を毎日読み、気になる記事をクリッピング。3年間継続して、地域課題への理解を深めました。」

■ 面接練習の工夫

「面接で使う言葉は、話し言葉でExcelにまとめて音読を繰り返しました。話しながら内容が自然に出てくるレベルまで練習しました。」
特に印象的だったのは、面接で「押し売りにならない」ことを意識した点。相手の質問に丁寧に耳を傾け、必要な情報を的確に返す“会話のキャッチボール”を心がけたと語ってくれました。


専門スキルを「住民目線」に変換する視点

広告・マーケティングのスキルをどう自治体で活かせるのか。たちさんは、行政の現場に“住民という顧客”を意識する視点を持ち込みました。
「民間で培った“相手視点”の考え方は、行政のあらゆる分野で活かせると感じています。」


忙しい毎日でも、あきらめなかった理由

「なんで公務員になりたいんだっけ?」「なんでこの自治体なんだっけ?」―― この問いを何度も自分に投げかけたことが、最後まで走りきれた理由だと語るたちさん。


これから公務員試験に挑戦するあなたへ:たちさんからのメッセージ

「仕事に育児に忙しい中での挑戦は、本当に大変だと思います。でも、自分が目指す理由が明確なら、きっと乗り越えられます。新聞を読み、地域課題を知ること。想定問答を練り、声に出して練習すること。そして、何より大切なのは“なぜなりたいのか”を見失わないこと。
挑戦を迷っている方へ伝えたいのは、“決意した日が一番若い日”だということ。踏み出したその一歩が、未来を変えるはずです。」


たちさんのストーリーは、同じように多忙な日々を送りながらキャリアチェンジを目指す方にとって、大きなヒントと勇気を与えてくれます。

📺 合格までのリアルな道のりは、以下の動画でご覧いただけます!

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